認知症 これだけ知れば怖くない の商品レビュー

鈴木ゆめ【著】

2013/10/24

認知症といっても脳の壊れている箇所によって、本当に色々な症状があるのだなと思った。
また、リハビリにより少しは進行が抑えられるかもというのは幻想で、本人が好むことを根気よく見守ってあげるしかないということも。脳の損傷具合により、どんな対応をしてもダメな場合はダメ。家族は認知症患者の犠牲になったと感じない程度に、自分のやれることをやるしかないのだなと思った。
若年性ではなく、老年性にもかかわらず平均よりはずっと早い時期に認知症になった場合、本人に大きな問題がある、楽をしすぎていたせいだ、生活習慣病だと責めたくなるときがあったけれども、脳のどこが壊れるかは運命なのかとも思った。運命を受け入れて、本人を責めないで済む程度に、また「これだけはやった」と自分を納得させるためにも、進行を止める役には立たないかもしれないけれども、本人が穏やかに過ごせるように関わっていきたいと思った。

2013/06/28

何度も同じ事を忘れ、日にちや自分の歳までわからなくなってしまった義母が、認知症の症状と同じであることに気づき読んでみた。
認知症の最期が痛みや苦しみ、身体の動かし方までわからなくなってしまう事も知り事の重大さに気付く。
症状や予防法は書かれているが、実際、生活がままならなくなった時にどう対処して良いのかわからない。
認知症といっても原因によって種類もあるのでまずは病院で検査してもらおうと思う。

2013/05/25

鈴木 ゆめ (著)
恐ろしい病の認知症だが、正しい知識があれば治る、予防できる。予防から、症状の見分け方まで、すぐ役立つ知識満載。講演会で人気の専門医がＱ＆Ａ形式でやさしく答え、中高年の不安を解消する目からうろこの書。