公契約条例ハンドブック の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
国や地方公共団体の発注する公共工事や各種委託契約において、受注者側の労働者の賃金水準の向上や労働環境の保全のために、公契約条例を制定する自治体があるという。本書を読了して一番興味深かったのは、デフレ脱却のためには労働者の賃金を上げる必要があるのだから、公契約条例により、労働者の賃金を上昇させることが有益であるといった記述があったこと。公契約条例を定めて、労働者の賃金をしっかりを払う企業に発注したとしても、その企業が本当に賃金をしっかり払っているのかを確認することが大事なのではないかと考えました。
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