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「デフレ脱却」は危ない の商品レビュー

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2013/08/08

筆者自身はアベノミクスに対して、「アベノミクスは短期的に成果をあげられるかもしれないが、いずれ金利を上げられないという限界をみせ行き詰る」と書かれていますが、この点は私も同意見です。 「デフレ脱却」は危ないとのタイトルになっていますが、本書で本質的に書かれている事は、日本の危機...

筆者自身はアベノミクスに対して、「アベノミクスは短期的に成果をあげられるかもしれないが、いずれ金利を上げられないという限界をみせ行き詰る」と書かれていますが、この点は私も同意見です。 「デフレ脱却」は危ないとのタイトルになっていますが、本書で本質的に書かれている事は、日本の危機的状況は「デフレを脱却」すれば今後の日本はうまくいく、いかないのレベルで方づく問題ではなく、もっと根の深い問題だと言う点です。 日本経済が低迷を続ける要因は巨額債務であり、その問題を見ないふりをして、政府債務膨張で使えない通貨を膨らませても誰も得をしないと看過されています。 ただ残念なのは「日本経済の病理を解明するのが本書の目的」との理由づけで、この危機に対して個人がどのように対応するかが書かれていなかった点です。 アベノミクスを信じるも信じないも人次第だとは思いますが、楽観派の人には一度読んでもらいたいと思える本です。(こう書いても読まないでしょうけどね・・・)

Posted byブクログ

2013/05/26

"連続してデフレ・金融緩和に関しての本を読んでいます。 今後の世界の不動産市況がどうなっていくのか? 凄く理解出来たことがあります。 世の中の仕組み・・・・ こういうことなのか!! 改めて気がつけました。"

Posted byブクログ