夢幻花 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
こんなに複数の謎や伏線を張り巡らせ、最後に綺麗に回収していくという、さすがの東野圭吾さん。 感動もの、号泣もの、という作品ではないが、ミステリものとして美しくまとめられた作品だった。
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テンポよく意外な展開が続いていって、早く先を読みたくなった。 物語の最終盤で明かされる、蒲生洋介と伊庭孝美が、それぞれ先祖代々の負の遺産に向き合って生きてきていたという事実。そのことを身を持って知った主人公の蒲生蒼太は「将来性がない」原子力の研究を続けていく決意をする。負の遺産は...
テンポよく意外な展開が続いていって、早く先を読みたくなった。 物語の最終盤で明かされる、蒲生洋介と伊庭孝美が、それぞれ先祖代々の負の遺産に向き合って生きてきていたという事実。そのことを身を持って知った主人公の蒲生蒼太は「将来性がない」原子力の研究を続けていく決意をする。負の遺産は誰かが引き受けるしかないという。 そして、もう一人の主人公である秋山梨乃は、才能がないことを思い知らされて苦悩する人の気持ちに触れることとなり、「才能を与えられた者の義務」について考えさせられ、再挑戦する決意をする。 主人公を原子力の研究者とオリンピックを目指すアスリートという設定にすることを通じて、物語の最後に、筆者のメッセージも描かれていた。
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無茶苦茶面白かった。 若い頃東野圭吾さんの文章が苦手でずっと読んでなかったけどある程度年取って読むと凄く分かりやすい文章だと思い知った。 登場人物がコロコロ変わっても誰が誰と理解に苦しむ事もなく、あの時のあの謎は、、、、と前のページに戻る心配もない。
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場面と登場人物が次々と変わるものの、そこは東野圭吾、流石の文章力。頭でスルスルと映像化されるため、難なく読了できました。 謎の花をめぐるストーリー展開と、タイトル「夢幻花」の由来、そしてほのかな恋模様…。つい夜更かしして読み込んじゃいました!
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黄色い朝顔の種が沢山のひとを巻き込んで殺人事件まで起こしてしまうなんてどうしたらそんなアイデアが浮かぶのか凄いとしか言えません。植物には花は綺麗だけど食べてはいけない物があります。根っこに毒がありミステリーにもよくでてきます。人に悪影響を及ぼす為にある一部の人が世の中の出回らない...
黄色い朝顔の種が沢山のひとを巻き込んで殺人事件まで起こしてしまうなんてどうしたらそんなアイデアが浮かぶのか凄いとしか言えません。植物には花は綺麗だけど食べてはいけない物があります。根っこに毒がありミステリーにもよくでてきます。人に悪影響を及ぼす為にある一部の人が世の中の出回らないように代々管理し続ける植物があるとしたら、世間で認識されないままいつしか伝説の植物になっていくでしょう。ところが偶然残っていた物を手に入れなくなると何とかして手に入れようとして事件を起こしてしまう。その事件を通して自分の進むべき道に気がつく若者の姿にも感じるものがありました。
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正義感の強い人は、悪いことを考える人にとって都合の悪い人になる。人はどこでどんな言動で反感を買うかわからない。 通報されようが殺人犯したらどうせ捕まるのにね…
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登場人物は多いが気にならない程 読みやすかった。 内容が割とすぐ予想出来たので驚く事なく私には魅力的では無かった。 東野圭吾さんの作品は好きなので 他の作品も又読みます。
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文章なのに、映像が見える文章力はさすが東野さんです。伏線回収も見事で読後はスッキリです。 タイトルにもう少し捻りがあればミステリーとして楽しめたはず。そこは東野圭吾作品にミステリーを求める人には物足りないかも。 人間ドラマとしてはよかったです。
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何の話が主なのか、誰が主人公なのかもわからないまま読み進めて、無関係に思えたいくつかの事柄が繋がっていくラストは見事だった 登場人物一人一人が抱える思いや背景が短くも丁寧に描かれることで物語全体に納得性を持たせているように感じた いろんな人が覚悟した生き様を描き、それが繋がれていく物語だった
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最初はバラバラだった出来事が、真相に向かって最後に綺麗にまとまっていくのが爽快。まさにパズルのピースがはまっていくよう。 男女主人公とも鬱屈とした思いを吹っ切っていくラストで読後感も良かった。
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