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教養の力 の商品レビュー

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17件のお客様レビュー

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2013/08/24

教養は高まり、学は備わる。 教養:学問や知識を身につけることで備わる「心の豊かさ」「理解力」「人間の品格」 情報伝達技術の発展と記憶力の価値の低下

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2013/07/18

「第一章」をチラチラ見ただけですが、 17ページの「英米の文化的支配を離れた 『国際語(あるいは世界共通語)としての英語』などと言ってはみても」 の段落を読むだけでも、この本は、価値あり、と思えます。 ちゃんと読むのが、非常に楽しみです。 (2013年6月14日) この本に書...

「第一章」をチラチラ見ただけですが、 17ページの「英米の文化的支配を離れた 『国際語(あるいは世界共通語)としての英語』などと言ってはみても」 の段落を読むだけでも、この本は、価値あり、と思えます。 ちゃんと読むのが、非常に楽しみです。 (2013年6月14日) この本に書いてあることは、「当たり前のこと」です。 「当たり前のこと」を、きちんと書くのが「教養の力」と 感じました。 【夏目漱石と英文学】(47ページから50ページ) (2013年7月17日) 英語で読まなければ意味がない(160~161ページ) 新渡戸稲造の Bushido, the Soul of Japan 岡倉天心の The Book of Tea 鈴木大拙の Zen and Japanese Culture 日本人の手になる三大英文著作 (2013年7月18日) 読み終えました。この本を、お薦めします。 (2013年7月18日)

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2013/06/06

読書をしたくなる、実学でなく難解な文章に取り組みたくなる、そんな気持ちにさせてくれる1冊。 日本では武道、西洋では哲学が教養の入口だったのではないかと自身の狭い経験から考えている。

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2013/05/09

「精神」と「人格」を養うためには教養は必要。教養人になることが、いい男、いい女になることである。知識と教養は違い、知識を得るだけでは教養は高まらない。迷ったら「古典」にふれることで教養は磨かれる。

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2013/04/30

学は深まるけど教養は高まるっていうのはいいですね。学はあるはずの学者でも教養のない奴はいこのごろは「パンキョー」って言わないんですかね?本書でも紹介されているとおり、旧制一高の生徒が愛読した書の一冊に倉田百三『愛と認識の出発』がありますが、その角川文庫版の解説は紅野敏郎先生なんで...

学は深まるけど教養は高まるっていうのはいいですね。学はあるはずの学者でも教養のない奴はいこのごろは「パンキョー」って言わないんですかね?本書でも紹介されているとおり、旧制一高の生徒が愛読した書の一冊に倉田百三『愛と認識の出発』がありますが、その角川文庫版の解説は紅野敏郎先生なんですね。四半世紀前、紅野先生に教わった「パンキョー」としての大正時代の文学についての講義は楽しかったな。本書は、それこそ教養として読むにはいいけど、「教養の意味を問い直し・・・」というのは集英社編集部の宣伝が行き過ぎのような感もあり。結論的には、情報リテラシーを授けるとともに古典を読む能力を高めることが大事だって。

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2013/04/29

英文学者による教養論。P.99で著者がいうように「一般書・新書文体を使」って書かれたものである。著者自身の経験から得られた知見が述べられている。 逆に、先行研究のレビューが少なく、巻末の参考文献を見る限り、猪木武徳、村上陽一郎、西山雄二のそれぞれの論には触れられていない。ちなみ...

英文学者による教養論。P.99で著者がいうように「一般書・新書文体を使」って書かれたものである。著者自身の経験から得られた知見が述べられている。 逆に、先行研究のレビューが少なく、巻末の参考文献を見る限り、猪木武徳、村上陽一郎、西山雄二のそれぞれの論には触れられていない。ちなみに、この中には駒場関係者も含まれる。サブタイトルに「東大駒場」という言葉が使用されたり、黄色い帯に「東大には、なぜ「教養」学部が残ったのか?」といった、個人的に購買意欲がそそられる表示・体裁となっている。こうしたことから、ある程度組織的コンセンサスが織り込まれているのではと思い込んで読み進めた。だが、新書・啓蒙書の部類だからか、最初にいったとおり、ある「一事例の紹介」という印象が強く残った。 とはいえ、大学教育における「教養」の概念を考えていく上で、必要な視座を再確認できた。例えば、①主な日英の辞書からの教養の定義を列挙、②修養、教養主義のレビュー③教養教育の成否≒基礎知識・学力の定着度という点である。 また新時代の教養の柱、すなわち「知的技術」「センス・オブ・プロポーション」「人格」の提示にも共感できた。これらについても、多くの場面で論じられる機会が多いが、コンパクトに著者なりの整理がなされている。 本書の最後で、「全人教育としての教養教育が充実し、より多くの教養人が生まれれば、それだけ社会の秩序は整っていくはずである。」(P.171)という言説で結論づけている。全く否定のしようがない意見だ。現在、多くの国公私立大学・中高で教育理念の中で全人教育を標榜していることからも明らかである。個人的には、全人教育の概念の出自を意識しつつ、その用例が一般化・普遍化した現状を素直に受け入れたい。 ----- 私が修論で書こうとしていることは、古くからある仮説を新しいデータで実証することでもあると気づいた。

Posted byブクログ

2013/04/27

日本における教養、リベラルアーツの明治以降の変遷と、今改めての可能性について示唆を得られる。英語も単なる道具としてではなく今日滋養に資するという視点は面白いと思った。

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