ほめればほめるほど、子どもは伸びる! の商品レビュー
米国(もしくは英国)で実際に自分で行った子育てを通して、子どもに対してどのように接するべきかを纏めた本です。子供の成長は親の関わり方によって、影響を受けるのは事実で、過去にやって正しかったことが全て通用するとは言えない現代において、子どもへの接し方はとても重要だと思います。 私...
米国(もしくは英国)で実際に自分で行った子育てを通して、子どもに対してどのように接するべきかを纏めた本です。子供の成長は親の関わり方によって、影響を受けるのは事実で、過去にやって正しかったことが全て通用するとは言えない現代において、子どもへの接し方はとても重要だと思います。 私がこの本から得て自分なりに咀嚼したメッセージは、「叱る(矯正する)前に、まず褒める!、その割合も褒めるのが8割以上」というものでした。これは子供に対してだけでなく、会社における部下の指導、コンサルタントとしての企業への助言においても同じ考え方が使えそうですね。 また、「もの」を大切にするための2つの行動、1)あるべき場所に置いてあげる、2)どんな風にしたら「もの」が喜ぶか考える(p146)は、心に残りました。 以下は気になったポイントです ・夫と幸せな結婚生活が送れているのは、「お互いを尊重する」「楽しく過ごすこと」を大切にしてきたから、両親が充実した人生を送ってはじめて子供たちを、しっかりと支えられる(p19) ・一度口にした言葉は、ひっこめられない、感情が高ぶった時には、まず深呼吸して数を数えて気持ちを鎮める(p35) ・ストレスを感じた時、最初にどう反応するかが大事、それによって、いらいら・緊張感をうまく緩和できるかが決まる(p63) ・子供と話し合いをするときには、いつも明瞭かつ簡潔に発言して、決して声を荒げることはなかった(p80) ・子育てとは、子どもの決断にいつ委ねるかを考えること、「自分の内なる声を聴きなさい」という(p91) ・兄弟げんかをしたときは、「お互いに謝ってから、相手の良い所を言う」ように親として指導する(p110) ・「もの」を大切にするための2つの行動、1)あるべき場所に置いてあげる、2)どんな風にしたら「もの」が喜ぶか考える(p146) 2013年6月30日作成
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