精神科病院の保護室 の商品レビュー
病棟はなかなか見られない 保護施設の基準はない 用語も統一されていない 本書を理解するにあたっては 建築の知識も必要なのではないかと感じた 保護室は急性期のみの使用と思っていたら年間利用している患者もいるようだ いごこちがいいらしい
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日本全国の精神病院の保護室を写真・イラスト・インタビュー入で紹介した本。 保護室なんて存在も殆ど知らなかったし、どんな構造しているのかもしれなかった。 ほとんど刑務所みたいな部屋。 部屋の中にはベッドとトイレ(トイレには扉もない)のみのワンルーム。 常に看護師から監視可能なように...
日本全国の精神病院の保護室を写真・イラスト・インタビュー入で紹介した本。 保護室なんて存在も殆ど知らなかったし、どんな構造しているのかもしれなかった。 ほとんど刑務所みたいな部屋。 部屋の中にはベッドとトイレ(トイレには扉もない)のみのワンルーム。 常に看護師から監視可能なように観察窓もついている。 患者が自殺をしないように、自殺に利用できるようなものは極力おかれない。 印象に残った話としては感情労働の話。 "ある精神病院では、ナースが人間たちに”被曝”しすぎた際、つまり感情労働しすぎた場合に閉じこもれる部屋(自閉室)をつくった。 逆に患者向けにもナースに監視されないことを保証した部屋も用意した。” →感情をコントロールする仕事や、人に見られ続けることは精神的に負担が大きいことを改めて感じる。
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