バイパーゼロの女 の商品レビュー
夏見氏の作品は、リチャード・ハーマンとトム・クランシーと福井敏晴を足して3で割ったようなと表現するとわかりやすいと思う。文句なしのエンターテイメントであり、そのスピード感にぐいぐい引き込まれる。しかも、通奏低音のように根底にあるのは、福井氏の作品にある平和ボケの日本に対する警鐘だ...
夏見氏の作品は、リチャード・ハーマンとトム・クランシーと福井敏晴を足して3で割ったようなと表現するとわかりやすいと思う。文句なしのエンターテイメントであり、そのスピード感にぐいぐい引き込まれる。しかも、通奏低音のように根底にあるのは、福井氏の作品にある平和ボケの日本に対する警鐘だが、あくまでもエンターテイメントの領域を堅持しており、重くない。新しいタイプの日本作家である。また、あくまでも負けない主人公はアメリカ的であり、ヒロイズム的にも日本にないタイプである。 今回の作品では、海上20フィートの超低空から小松に接近する国籍不明機を黒羽が見つけるところから、小松で行われる戦技競技会でのF2とF15との合同オペレーション、そこから一気に尖閣を舞台とした実戦まで息もつかせず一気に話が展開する。いずれも活躍するのは女性の登場人物であり、今回、割鞘3尉が黒羽3尉と同様の凄腕パイロットとして男性を凌駕する。 痛快。
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新キャラ登場。表題のバイパーゼロってF2のことだったんだ。 鏡黒羽がルイズにそっくりとはね。でれたところはないような気もするがやきもちは焼いてるか… 海賊退治は忍の独壇場だったね。美砂生は買いかぶられてばかりだけど、胆は座っているから隊長向きではあるね。 さて、必殺技は守られたん...
新キャラ登場。表題のバイパーゼロってF2のことだったんだ。 鏡黒羽がルイズにそっくりとはね。でれたところはないような気もするがやきもちは焼いてるか… 海賊退治は忍の独壇場だったね。美砂生は買いかぶられてばかりだけど、胆は座っているから隊長向きではあるね。 さて、必殺技は守られたんだろか(^^;
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