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バーナード嬢曰く。 の商品レビュー

3.8

80件のお客様レビュー

  1. 5つ

    15

  2. 4つ

    22

  3. 3つ

    19

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    1

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2016/03/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

得は下手。でも、読書好き(主に小説)の人だったら面白いと思う。主人公は、読書が苦手なので本が読めない人の気持ちも、わかるかも?

Posted byブクログ

2016/03/06

ネットで見かけた積読についての話に感銘話受けて読んでみた。 読書好きのあるあるネタがびっしり。 SF好きの神林さんの語りはほぼ全てに拳を握りつつ同意してしまうほど。 SF好きではあるけどそんなに読んでる量は多くないので、読書量の多い相手の語りには萎縮しつつ憧れてしまう。 しかし、...

ネットで見かけた積読についての話に感銘話受けて読んでみた。 読書好きのあるあるネタがびっしり。 SF好きの神林さんの語りはほぼ全てに拳を握りつつ同意してしまうほど。 SF好きではあるけどそんなに読んでる量は多くないので、読書量の多い相手の語りには萎縮しつつ憧れてしまう。 しかし、積読の解消の意気込みが得られるかと読んでみた本だけど、中で自分の積読が大量に紹介されてて意欲が湧いたのはいいものの、知らない本もいっぱいでてきて「読みたいリスト」が余計増えることに…

Posted byブクログ

2016/02/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

購入、1~2巻 ものすごく面白い。買って損はない作品だと思います。 主人公町田さわ子(バーナード嬢)が読書家になりたいべくいろんな本と触れ合いながら物語が展開していくのですが、この主人公のセリフがとにかく突っ込みどころ満載(笑) それを周りの登場人物たちが読者に代わって突っ込み、なおかつ「そ、それな~!」という共感を置いて行ってくれます。 ツイッターで「本は読みたいと思った時に読まなくてはならない その機会を逃し「いつか読むリスト」に加えられた本は 時間をかけて「読まなくてもいいリスト」に移り やがて忘れてしまうのだ」という文が載った画像が回ってきたことがありますが、それがこの本の中にあって、「うそだろこの本からだったのもっと早くに知りたかった・・・」というショックが隠せませんでした、だってこんなに面白いんだもの! 共感したのが4冊目の『恋空曰く。』、5冊目の『神林しおり曰く。』、6冊目の『神林しおり曰く。2』ですかね!4冊目の『恋空曰く。』は私も遠藤くんみたいに泣いたよ!あんなに感情移入し、展開が辛すぎて途中放棄した(最後まで読んだけど)恋愛小説は恋空だけだよ・・・ 5冊目の『神林しおり曰く。』、6冊目の『神林しおり曰く。2』はもう「うわっ、めっちゃわかる」の一言です、私だけじゃなかったんだ・・・うん、「面白い」が分かれば作品楽しめたことになるよね!そうだよね! あとこの作品資料の量が半端じゃない。 確かにこんなに語れるようになるにはこんだけ読まないと語れない。しかも純文学から今の携帯小説、キャラクター文庫にまで手を広げている作者さん一体何者なの・・・なのに名言みたいなところはなぜあんなに小さいコマに書いてるんだ作者さん・・・もう少し大きいコマでもいいと思うんだが! 『本』というジャンルが好きな方にお勧めしたいと思います。

Posted byブクログ

2015/12/26

「読書家に憧れるけれど本を読まない」 バーナード嬢・通称「ド嬢」と、 旬の過ぎたヒット作を愛するツッコミ役の遠藤君、 正統派読書家の長谷川さん、 SFをこよなく愛する神林さんの 4人を中心に繰り広げられる「読書」にまつわるおはなしです。 読書家への道を一歩踏み出したばかりの 「...

「読書家に憧れるけれど本を読まない」 バーナード嬢・通称「ド嬢」と、 旬の過ぎたヒット作を愛するツッコミ役の遠藤君、 正統派読書家の長谷川さん、 SFをこよなく愛する神林さんの 4人を中心に繰り広げられる「読書」にまつわるおはなしです。 読書家への道を一歩踏み出したばかりの 「ド嬢」は、名言集を読んだだけで 本を読み終えた気分になろうとしたり、 理由をつけては名作の読破を避けようとしますが、 決してそれを非難することなく、 彼女の読書ライフをゆるやかに見守る著者の目線に この作品のスタンスが表れています。 作中には 「SF好きに求められるリテラシーとは、 専門知識を理解できる頭の良さではなく 多少知識に欠けていても楽しもうとする姿勢だ」 というメッセージがあります。 それは 「本のことがよくわからなくても この漫画を楽しんでくれたら」 という、この作品の読者への メッセージにも感じられ、 「漫画は好きだけど本の知識には自信がない……」 という方も安心して読むことができます。 登場した本の一覧や 書きおろしのコラムも充実しており、 「読書ガイド」としても 手に入れておきたい作品です。

Posted byブクログ

2015/10/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

告白します。 これを読んだから私は、オーウェルの『1984年』を読んだのです。 バーナード嬢は、長い本を読まずに読書家ぶりたい!という相反する欲望を抱いているちょっと恥ずかしい感じの子ですが、 本を愛する人ならみんな、多かれ少なかれぎくっとするような行動が、彼女に凝縮されているのではないでしょうか。笑 バーナード嬢のいいところは、知ったかぶりするためなら手段を選ばないこと。 通っぽく見えるふるまい に全力をかけているわけです。 そんな彼女をとりまく読書家もキャラが濃い。 世間から忘れ去られたころにベストセラーに手を出す少年や、 ハードなSFファンの神林さんや、 シャーロキアンの図書委員ちゃん、みんないい味出ているのである。 なんだかんだ言って、バーナード嬢は勧められた本を難しいとかなんとかいいながら涙ぐましく読んで、おもしろかった!と言ってくれるので、まるで自分が勧めたかのように嬉しくなります。 そして未読の本が出てきたら、読まないといけない気になってしまいます。 じわじわくる。

Posted byブクログ

2015/10/23

ギャグマンガです。ブックバトンらしく読書マンガ....っぽんいですが、そうでもない。舞台は高校の図書室。主人公の町田さわ子は、読書はほとんどしないが読書家振りたい女子高生。いつも一緒に図書室に入り浸る読書家の遠藤君や、SF好きの神林さんにたしなめられます。 ヘミングウェイの『白...

ギャグマンガです。ブックバトンらしく読書マンガ....っぽんいですが、そうでもない。舞台は高校の図書室。主人公の町田さわ子は、読書はほとんどしないが読書家振りたい女子高生。いつも一緒に図書室に入り浸る読書家の遠藤君や、SF好きの神林さんにたしなめられます。 ヘミングウェイの『白鯨』が、『老人と海』に比べて長すぎると文句を言い、読んでもいないくせに村上春樹との距離の取り方を悩む町田さわ子から目が離せません。

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2015/09/20

いやいやいや、探したのなんの、でも、多くの書店でやっぱり2巻しか見つからないんですよね。あ、探してたのは、「妻が」であって、私はつき合わされてただけですけれど。 漸くみつけた1巻目。最初は名言マンガを書こうとしてたとかなんだそれそんなジャンルがあるのか、と。 とはいえ、コミックス...

いやいやいや、探したのなんの、でも、多くの書店でやっぱり2巻しか見つからないんですよね。あ、探してたのは、「妻が」であって、私はつき合わされてただけですけれど。 漸くみつけた1巻目。最初は名言マンガを書こうとしてたとかなんだそれそんなジャンルがあるのか、と。 とはいえ、コミックスの半ば頃には、神林しおりも登場し、2巻目で慣れ親しんだ世界になります。うん。それでよい。

Posted byブクログ

2015/09/20

SFファンの神林さんが好き。 「本は読みたいと思ったときに読まなくてはならない その機会を逃がし「いつか読むリスト」に加えられた本は 時間をかけて「読まなくていいかもリスト」に移り やがて忘れてしまうのだ」 深く頷いた。 amazonの「あとで買う」カートがまさにそんな感じ。 『...

SFファンの神林さんが好き。 「本は読みたいと思ったときに読まなくてはならない その機会を逃がし「いつか読むリスト」に加えられた本は 時間をかけて「読まなくていいかもリスト」に移り やがて忘れてしまうのだ」 深く頷いた。 amazonの「あとで買う」カートがまさにそんな感じ。 『合成怪物』どのバージョンでもいいから読んでみたいなあ。 私もこの本に登場するようないわゆる「名作」と呼ばれる本をあんまり読まずに来てしまっており、まさにタイミングを見失っている状態だ。…いや、「読んで面白いことがわかっている」なら読みたいですよ?しかし……教科書やらで紹介されたあれらの文章を面白いとは感じなかったのだよなあ…。個人的にはどちらかというと「読んでも面白くないことが予想されている」状態だ。うーん手が伸びない。

Posted byブクログ

2020/03/01

2015.9.13読了 なんじゃこりゃ?と思いながらも結局やめられなくて読んでしまった。本についての細かいマニアックな知識がたくさん。新しい興味も広がるし。古典読んでみよーっと。

Posted byブクログ

2015/09/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

雑誌ブルータスの「読書入門」で出会った本。 難しそうな本読んでる自分カッコいい、だれだってそんな気持ちになったこと、一度くらいはあるでしょう?あるよね? そんなある意味黒歴史、中二病的なスポットを、決して強く否定することなく、朗らかに突っついてくる一冊です。 個性的なキャラクターも魅力的。 今まで読んだことなかったけど、SFも読んでみようかな。

Posted byブクログ