リフレが日本経済を復活させる の商品レビュー
元々は、岡田靖氏の追悼のために出版企画がされたようだが、アベノミクスのリフレ政策実施中に出版されたというリフレ派の執筆陣が分担執筆している本。 経済学が門外漢の自分には、果たして完全に正しいかどうかの判断はできないが、図やグラフを用いて少なくても主張の論旨は理解できた。果たして...
元々は、岡田靖氏の追悼のために出版企画がされたようだが、アベノミクスのリフレ政策実施中に出版されたというリフレ派の執筆陣が分担執筆している本。 経済学が門外漢の自分には、果たして完全に正しいかどうかの判断はできないが、図やグラフを用いて少なくても主張の論旨は理解できた。果たしてリフレは、結果を出せるのか、再度読んでみたいと思う本だった。
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アベノミクスでリフレ政策が採用されたけど、それが論拠とするマクロ経済理論が分かりやすく解説されている。不況対策としての経済学の教科書としてとても良いと思う。3章を割いて資産価格と実物経済の関係が説明されてて、この辺りは学部レベルのマクロ経済学の教科書よりずっと進んだ議論になってる...
アベノミクスでリフレ政策が採用されたけど、それが論拠とするマクロ経済理論が分かりやすく解説されている。不況対策としての経済学の教科書としてとても良いと思う。3章を割いて資産価格と実物経済の関係が説明されてて、この辺りは学部レベルのマクロ経済学の教科書よりずっと進んだ議論になってる。「日銀の金融緩和→インフレ期待」というプロセスは、貨幣数量説で説明されるとばかり思い込んでいたのだけど、リフレ政策のロジックとしては全然間違っててワロタww
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- ネタバレ
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1998年の "It's Baaack!"と山形浩夫氏のネットの論説 、イチゴBBS経済板の議論。それから15年。 岡田靖氏の追悼企画から始まったこの本が 黒田総裁・岩田副総裁就任と同じ2013年3月に出版されたのはものすごい。狙ってた? 論者の中には、正直肌の合わない人もいるのだけれど、 読み始めると、いちごのスレッドが思い出されるキーワードの連続でなつかしい。
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