PSYCHO-PASS(下) の商品レビュー
ほぼテレビ版+α`の忠実なノベライズ。 割とあっさりしていて、良くも悪くも読みやすく、アニメの復習にはなります。
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上巻も含めての感想。 最後まで飽きることなく読めた。 最初はなかなか登場人物が頭に入ってこなかったけど、最後には各キャラクターに愛着が湧いてきた。 何が正義かわからなくなるけど、こんな世界、本当に来るかもって考えてしまう。
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アニメでははっきりと描写されていない赤い本がサドの『悪徳の栄え』だったことに小説を読んで初めてわかる。過去のエピソードが加わっているのもよい。ただ、弥生の過去エピソードが削られている理由は気になる。小説になると引用されている古典作品が何なのか分かってより楽しめるし読書家冥利に尽き...
アニメでははっきりと描写されていない赤い本がサドの『悪徳の栄え』だったことに小説を読んで初めてわかる。過去のエピソードが加わっているのもよい。ただ、弥生の過去エピソードが削られている理由は気になる。小説になると引用されている古典作品が何なのか分かってより楽しめるし読書家冥利に尽きる。
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いろいろ気になるけど、終わった。 面白かったけど、シビュラシステムみたいなのあったら仕事楽になるかな。
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途中まで読んで埋もれていた…そして何があってもカガアカなんだなーと生暖かい気分で読み終わった、大丈夫か自分。
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2巻揃えると、値段が値段....なのでね。最後は不消化みたいな感じですね。私的にはこの終わり方もいいんじゃないかなーと思いますね。
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上巻の内容を思い返し、またアニメをなぞるだけの内容なのかなぁ(それでも面白かったけど)って思って読みはじめたらビックリよ! アニメの世界そのままだけれどそのままじゃない+αの部分が素晴らしい!! これ読んでまたアニメを見ると、よりサイコパスが面白くなること請け合いです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
佐々山がなぜ生きたまま標本化されたのか、 やっとその謎がわかりました。 アニメでは言っていたような、言ってなかったような。 はっきり覚えてません。 佐々山の死によって、バックドアが仕掛けられ、 槙島の関係者たちは生きながらえてきたのでしょう。 狡噛があの時……仮に撃てていれば、犠牲者はもっと少なかったかもしれない。でも、槙島は捕まらなかったかもしれない。 結果的に、佐々山を撃てなかったせいで、仲間を三人も失いました。 かがりくん、とっつあん、佐々山。 あとはヘルメット被った人や、街の人。 しかしながら、朱が現れてくれたおかげでようやく槙島を追い詰めることもできました。 「そのための3年間だった」 言葉が重い。 引き金を絞らないわけにはいかなかいですね。 そのために、生きていたというくらいの執念。 槙島の予想を超える成長をした朱。 槙島と狡噛、二人がこうなる運命だったとしても、 その道に辿り着くために、朱が絶対的に必要だったのも事実。 止められない現実はつらいですが。 槙島は狡噛の性格を理解した上での、最後の台詞だったのかもしれません。『狩る、狩られる』執行官を超えた犬。 そのことを本質では楽しんでいる、そんな感じですかね。 やっと、見つけた楽しめること。 もしくは孤独な仲間を見つけた……ですか。 朱にとっての怪物は、信じていた『シヴュラシステム』 それは信じるに値しないものだった。 システムだと思ったら、元は悪人の脳の塊ですからね。 人間の脳以上に、高度なコンピュータはないとかなんとか。 それが数百との接続されているともなれば、確かにあの世界での犯罪係数演算や、色素、未来設計などが見えるのかもしれない。 信じきっていたからこそ、それを今更なかったことにはできない。 でも、いつか不要な時代がくる(止めにくる シビュラシステムがない世界。 即ち昔と同じに戻らないといけないという皮肉なのですかね。 完全犯罪はあっても、完全犯罪予防はできないと。 実際、シビュラシステムが公表されればまともな精神を保てなくなりそうですね。今まで、機械によって自由を奪われていた(少なくともその人にとっては幸せかもしれない)ものは、実は人間が決めていたなどなど、色々なことが過ぎりそうです。 外伝の時も書きましたが、 狡噛と朱は同じ境遇であり、対比だったんだなと。 監視官と、執行官の複雑な関係。 執行官を撃てなかった狡噛、執行官を撃った朱。 それによって、二人の運命は大きく変わったとも見えます。 佐々山を失った狡噛の心、舩原を失った朱の心。 復讐者と、変革者。 人として、殺さなければいけない。人として、殺してはいけない。 色々な比較があるように見えます。 アニメは二期、劇場版が決定しているようですが、 実は小説でも、似たような台詞(意味深)があるのですね。 最後に、 六合塚が、朱のことをそんなふうに思っているとは、思いもしませんでした(笑)。 あのアニメとは違うシーンはちょっと、「お、おぉ?」と声が出そうでした。 あと外伝に出ていた神月が脱走していた執行官だとは知りもしませんでした。
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六合塚の過去話こそ無かったものの、アニメではわからなかった部分なんかも描かれていて良かった。本当に逃亡したほうの執行官って青柳さんの恋人だったのね...。 2期と映画も楽しみ!
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文章が軽くて読みやすい。 そしてやっぱり、そうなってしまうのね…と、切なくなってしまいました。
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