Do!ソシオロジー の商品レビュー
毎日のようにSNSやメディアを中心に湧き起こる社会学的な問題。家族、若者と高齢者、格差、LGBTなどの根本的な原因について触れることができます。 初歩的な本ですので、参考図書から知見を深めると更に建設的な議論ができるでしょう。
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必要があって読む。若手とベテランが融合した教科書。使いやすい章とそうでない章とがある。 全体に渡って、下敷きになっているのはベックのリスク社会論(第1の近代論と第2の近代論)。 序章の日本の戦後の時期区分は参考になる。1章も参考になるが、やや調査結果をベタに解釈しているような気もする。使いやすいのは5章と7章。ただ、7章は、文献にやや偏りがある気もする。 ちゃんと読んでないもので、この教科書で挙げられておりかつ読んでみるべきと思った本としては、 ベック『危険社会』 ベラー『心の習慣』 ギデンズ『モダニティと自己アイデンティティ』 ギデンズ『親密性の変容』 リースマン『孤独な群衆』 あたりか。
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