それでも戦争できない中国 の商品レビュー
もう5年も前に書かれているものである。2013年1月に著者が逝去しまわれていることが残念でならない。
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江沢民、胡錦濤、習近平、の違いが理解できていない私には、圧倒的な情報量に圧倒された。一度の通読では到底理解しきれない。 が、根本的な構図は理解できた。既得権益層の太子党は現状を維持することを最優先する。文革のような経済的混乱は、スーパーリッチのためにも、さらには一般大衆のためにも...
江沢民、胡錦濤、習近平、の違いが理解できていない私には、圧倒的な情報量に圧倒された。一度の通読では到底理解しきれない。 が、根本的な構図は理解できた。既得権益層の太子党は現状を維持することを最優先する。文革のような経済的混乱は、スーパーリッチのためにも、さらには一般大衆のためにもならない。 一方で疑問に思うのは、戦争に訴えないという結論だ。米国にミサイルを打ち込むことはなくとも、周辺国への圧力は掛けつづけるだろうし、局所的な緊張状態は続くであろう。偶発的な衝突をコントロールし続けられるだろうか? 通して見たときに、結局中国は清国の昔から大して変わってないのだろうと思う。悪いことではないが、和平演変のリスクは高まり続ける。
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