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新訳 少女ポリアンナ の商品レビュー

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2024/04/06

底抜けに明るく前向きなポリアンナに、最初は卑屈になったりむかむかしたり、「とはいえそんなにうまくいかないじゃん」とさえ思ってしまったけれど、読み進めていくうちに本の中の人びとのように感化されていくのを感じた。 楽観主義だ、お花畑だと言ってしまえばそれまでで、この嬉しい探しというゲ...

底抜けに明るく前向きなポリアンナに、最初は卑屈になったりむかむかしたり、「とはいえそんなにうまくいかないじゃん」とさえ思ってしまったけれど、読み進めていくうちに本の中の人びとのように感化されていくのを感じた。 楽観主義だ、お花畑だと言ってしまえばそれまでで、この嬉しい探しというゲームをやろうと一歩踏み出すことの大切さは、大人になると余計に身に沁みてくる。 子ども向けでもあるようだけれど、大人の今出会ってよかったお話です。

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2022/09/28

一昔前と現代では、若者?が標準で備えてる能力が違いすぎる。(今の方が格段に、社会が若者に求める能力が高い。) なのに、脳の作りとかは何も変わってないってびっくりする。今って、ほんとに頭と気を使ってみんな生きてるんだろうな。「生き辛い世の中」という言葉があふれかえるわけだと思う。 ...

一昔前と現代では、若者?が標準で備えてる能力が違いすぎる。(今の方が格段に、社会が若者に求める能力が高い。) なのに、脳の作りとかは何も変わってないってびっくりする。今って、ほんとに頭と気を使ってみんな生きてるんだろうな。「生き辛い世の中」という言葉があふれかえるわけだと思う。 現代を生きる私の感覚のままだと、ポリアンナ(10歳前後の女の子)の無邪気な天然さに、めちゃくちゃ疲労感を感じた。他人のバックグラウンドや文脈に全くの無配慮。こんな人が近くにいたらうざいな…ポリーおばさんあんたえらいよ、おつかれさま…!という気持ち。 現代の感覚は捨てて白紙の気持ちで読むべき物語。そうすると、聖書の中に記された800の言葉の下りもとてもシンプルに心に響く。最初から童心を取り戻して読むべき作品。

Posted byブクログ

2022/09/07

最初は会話文が多くて読むのに疲れました。でも慣れてくるとポリアンナの奇想天外な言動が面白く楽しく読めました。なにより嬉しいこと探しのゲームが多くの人を幸せにしたことに感銘を受けました。私もゲームを実践したいと思いました。

Posted byブクログ

2014/01/30

私はよかったさがしを知った時、なんとも言えぬ気持ちになった。目からウロコとは正にこのことかと。 ゲーム、マザーのBGMからこの本を知った私はのめり込むように良かった捜しをしたのだ。 ポリアンナ症候群と言われてもいい いいところを見つけ喜んでいたいのだ。 幸せを信じて、悲しいなんて...

私はよかったさがしを知った時、なんとも言えぬ気持ちになった。目からウロコとは正にこのことかと。 ゲーム、マザーのBGMからこの本を知った私はのめり込むように良かった捜しをしたのだ。 ポリアンナ症候群と言われてもいい いいところを見つけ喜んでいたいのだ。 幸せを信じて、悲しいなんて思わない 辛いなんて思わない。 よかったのだ、どんなに辛くとも朝焼けは綺麗だし、夜空の星は光り輝く。 それが見れた。よかったの。 劇団で辛い毎日を過ごす私は今心から劇をやってよかったと思えるのは、ポリアンナのおかげ。 あなたのゲーム私も参加させて欲しいのよ。

Posted byブクログ

2013/08/03

主人公の女の子の造形が児童文学にありがちな、健気で明るく賢いのが気になった。冒頭、赤毛のアンとカブっている感じがして、でもアンが長所も欠点もたくさんある人間として描かれているのに対し、ポリアンナは浮世離れした天然の良い子という印象で、あまり共感ができなかった。 後半にむけて、「良...

主人公の女の子の造形が児童文学にありがちな、健気で明るく賢いのが気になった。冒頭、赤毛のアンとカブっている感じがして、でもアンが長所も欠点もたくさんある人間として描かれているのに対し、ポリアンナは浮世離れした天然の良い子という印象で、あまり共感ができなかった。 後半にむけて、「良い話」感がどんどん増していき、それはそれで感動はするのだが、うーん…何だか道徳の授業のようで、正直、あまり入りこめなかった。昔親に見させられていた、ハウス世界名作劇場を思い出した。 子供さんには良いかも。

Posted byブクログ

2013/07/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

内容がわくわくするような感動の物語です。 約半分のところから泣けて来て電車の中で涙を拭くのが恥ずかしかった。 でも、読み終わってじ~んとくる感動を味わうのが読書の素晴しさだろう。 こういう作品に数多く出会いたい。

Posted byブクログ