アベノミクスで日本経済大躍進がやってくる の商品レビュー
この手の本を読むのは初めてだったので、今まであまり本を読んでこなかった私にはなかなか読みごたえがあった。 内容はアベノミクス肯定派の意見である。といっても、ただひいきにかかれているわけではない。著者も自身で述べているが、立ち位置云々ではなく、「論理的」にかつ丁寧に論述されている。...
この手の本を読むのは初めてだったので、今まであまり本を読んでこなかった私にはなかなか読みごたえがあった。 内容はアベノミクス肯定派の意見である。といっても、ただひいきにかかれているわけではない。著者も自身で述べているが、立ち位置云々ではなく、「論理的」にかつ丁寧に論述されている。 今までは私自身も、メディアの意見を鵜呑みにしてきてしまったが、この本を読んで、今回の政策がこれからの日本を変えていく上で、また、デフレから脱却するためにはいかに重要であるかを理解した。 私のような初心者でも、アベノミクスとそれに関する内容を学ぶには必ず頼りになる一冊であるのは間違いない。
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元財務官僚の高橋洋一氏のアベノミクス解説本。 本書は3部に分かれており、1部はリフレの誤解を解くためのQ and Aで16答。2部は、本書の根幹になりそうな著者のアメリカでのリフレと政策の出会いと帰国してから政策提言の実情や説明、3部がアベノミクスの死角となっている。 高橋洋...
元財務官僚の高橋洋一氏のアベノミクス解説本。 本書は3部に分かれており、1部はリフレの誤解を解くためのQ and Aで16答。2部は、本書の根幹になりそうな著者のアメリカでのリフレと政策の出会いと帰国してから政策提言の実情や説明、3部がアベノミクスの死角となっている。 高橋洋一氏の本は何冊か読んでいるが、数学科卒の人間からすると、文系の法学部出身が多い官僚は、ロジックよりもシンパシーを大切にする人間が多く見えるのだろうなと思った。個人的には、経済学は理論通りではなく、生ものの面があるとは思うが、著者の考えに沿えば、日本の狭いスタンダードに惑わされるのはよくないと思った。
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2000年8月 ゼロ金利解除 2006年3月 量的緩和解除 reflationリフレ=緩やかで安定的なインフレにする政策 FRB「失業率が6.5%を下回らない限り量的緩和を続ける」 2013年1月22日 日銀インフレターゲット受け入れ 黒田バズーカ→インフレ予想,実質金利低下→企...
2000年8月 ゼロ金利解除 2006年3月 量的緩和解除 reflationリフレ=緩やかで安定的なインフレにする政策 FRB「失業率が6.5%を下回らない限り量的緩和を続ける」 2013年1月22日 日銀インフレターゲット受け入れ 黒田バズーカ→インフレ予想,実質金利低下→企業の設備投資 実質金利=名目金利-インフレ率 2008年リーマンショック アメリカ→量的緩和 民間の銀行=一定金額を日銀の当座預金口座へ(法定準備預金額) IGMforum 名目GDPの伸び率3,4%→国債金利3,4%程度→今は1%なので3割下落する。→この状態を暴落とすれば,経済成長率3%を異常と言っているのと同じ。 CDS(国債の信用度を測る商品)は改善 円高,金利暴騰→ポジショントーク 日本ほど資産をもっている国は珍しい。 日銀の購入資産→社債,手形(CP),ETF,REIT→マーケット規模の大きい国債がよい。 インフレ,金融緩和→1,2年雇用改善→2年半貸し出しも増える。 日本経済→内需中心,輸入価格10%上昇=影響0.3% 浜口雄幸,井上準之助→金本位制へ 第2次若槻礼次郎→犬養毅,高橋是清(金輸出禁止,国債の日銀引き受け)→大恐慌を乗り切る。 1998年大蔵省スキャンダル→財政,金融担当部門の分離 シニョレッジseigniorage 通貨発行益 物価連動国債→市場におけるインフレ予想 日銀,大蔵省の洗脳部隊 2007年7月9日安倍政権 18,261円 米国債の償還 売り買いのスプレッド 100億程度の手数料が金融機関へ 安倍首相「国家に身を捧げる」
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はっきり言って『ため』になる!16の俗説を論破!! 著者の政策へのかかわりと、これまでの歩みについて丁寧にかかれています。 「著者が10年以上前から提言している金融政策を理解して押し進めている安倍総理にがんばってほしい。」 「アベノミクスをこのまま順調に実行し、デフレを解消して...
はっきり言って『ため』になる!16の俗説を論破!! 著者の政策へのかかわりと、これまでの歩みについて丁寧にかかれています。 「著者が10年以上前から提言している金融政策を理解して押し進めている安倍総理にがんばってほしい。」 「アベノミクスをこのまま順調に実行し、デフレを解消してほしい。」と期待が高まりました。 安倍さんのほか、キーマンとなる人物の実名も登場し、政治的思惑が描写されてとても面白いです。 世界標準から乖離している日銀の実態と、財務省(旧大蔵省)との政治的な関係を知る事が出来て、これまで知らなかった事実に触れ、非常に興奮するとともに、何も知らなかった自分を反省。 本書に出会う事で、もっと政治と経済に興味をもたなければならないと思うと同時に、偏向報道等に振り回されない客観的視点をもち、情報を見極める必要性があるなと思いました。 ケータイだけじゃなく、金融政策さえガラパゴス化されている日本。それを作り上げた日銀。責任もとらない日銀はまさに最強。やっぱり日銀法改正は絶対するしかないな。 日本をこれ以上ヤバくするのは、さけなければ。
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経済は、予想で動くものであり、『実質金利=名目金利-予想インフレ率』となる。すなわち、「人々の予想」が大きなウェートを占める。名目金利がゼロであっても、予想インフレ率を高めることができれば、実質金利はもっと引き下げることができる、ということが本書のポイントかな。 結局、今年のGD...
経済は、予想で動くものであり、『実質金利=名目金利-予想インフレ率』となる。すなわち、「人々の予想」が大きなウェートを占める。名目金利がゼロであっても、予想インフレ率を高めることができれば、実質金利はもっと引き下げることができる、ということが本書のポイントかな。 結局、今年のGDPはどうなるのでしょう。
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