正義のセ(2) の商品レビュー
検事になり4年目の凛々子は連続強姦事件を担当。許せない犯罪なだけに入念な取り調べをするが、同じ頃に同期の順子がスキャンダルに巻き込まれ検事を辞めることに。さらに父・浩市の浮気疑惑で家族は大騒ぎ。女性にとっての恋愛、仕事、生き方を深く考えさせられた凛々子は、強姦事件に自信を持って結...
検事になり4年目の凛々子は連続強姦事件を担当。許せない犯罪なだけに入念な取り調べをするが、同じ頃に同期の順子がスキャンダルに巻き込まれ検事を辞めることに。さらに父・浩市の浮気疑惑で家族は大騒ぎ。女性にとっての恋愛、仕事、生き方を深く考えさせられた凛々子は、強姦事件に自信を持って結論を出すのだが…。
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子ども時代なの仲のよかった明日香が登場!! ライバル関係がいい感じだ!! 強姦事件で、 彼氏とは別れた?? かんぞう!頑張れ!!!
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甘い!甘いぞ凛々子。 新聞社勤務と聞いた時点で身構えなくちゃ。 ってかなぜ明日香は配属だけ嘘ついて新聞社だと正直に告げたのだろう。 続刊でスッキリ大団円となるのか。 【図書館・初読・10/23読了】
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下町の豆腐屋の娘、凛々子が検事となって成長していく姿を描くストーリー。 1作目だけ購入し、2・3作目が一気に出て、それは図書館で借りよう、 と決めてしまったのだけれど、2・3方が面白かったです。 2・3は話が続いているので、同時に揃えて一気読み体制を 作ってから、2を読み始めることをオススメします。 「正義のセ 2」 今回は、強姦の話なので、凛々子の正義感ハンパない。 しかし、冤罪? そして、昔の同級生に記事書かれて窮地に 3に続く。 「正義のセ 3」 最後の頃、凛々子の実家にて。 そら豆くんのところでは、感動。よかったね! 同期の神蔵くん、笑えるけど可哀想過ぎる! 楽しく読めたけれども、どうもしっくりこないのが、 凛々子の「正義感」 法律に携わる人間だからか、自分の周辺の人に対して杓子定規的 ・そら豆くんと妹の縁談に迷惑がかからないように、そっと家を出て籍も抜こうとする ・その為に、気を寄せている同僚・神蔵くんの籍に入れてもらおうとする ・舞い上がってる神蔵くんに、説明をしてない。 ・妹の破談は凛々子のせいではなく、よりを戻せたら、 神蔵くんとの入籍して欲しいと言った理由も言わぬまま「帰りなさい」 検察官として、というか まず人として、どうなんでしょう。 これが正義なんでしょうか。困惑してます。 深いところは気にしないで読むべき、娯楽小説、と思えばいいでしょうか? ★をつける基準として、楽しんだことと、人として… とプラスマイナスして、3つくらい。
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凛々子の正義感にホレボレ。 カッコイイ女だわ〜。 しかし、雲行きが怪しくなってきた。 万能な人間なんていないのだ。そこを小学生の頃の同級生に持っていかれるなんて……。 友達を信じられなくなってしまうじゃないか。 仕事ならOKなわけ?
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たとえば──読んだ読者が百人中百人とも面白かったという感想を述べる作品など、この世には存在しないだろう。 人間、感性は人それぞれだし、誰にでも好き嫌いがある。 読みやすい文章が好きだったり、 ジェットコースターのようなストーリーが好きだったり、 伏線をたっぷり張り巡らせた謎解きが...
たとえば──読んだ読者が百人中百人とも面白かったという感想を述べる作品など、この世には存在しないだろう。 人間、感性は人それぞれだし、誰にでも好き嫌いがある。 読みやすい文章が好きだったり、 ジェットコースターのようなストーリーが好きだったり、 伏線をたっぷり張り巡らせた謎解きが好きだったり、 或いは文章の表現そのものが好みだったり と百者百様である。 私はどちらかというと文章表現に重きを置くほうだ。 地の文の表現や比喩、或いは登場人物個々の会話の現実感など、自分の感性に相容れないものはなかなかとっつきづらい。 純文学然としたいたずらに難しい表現も閉口するし、エンタメ色満載のあまりに安易な表現にも辟易する。 今、私の中でベスト3の作家を挙げろといえば、40年来のファンである樋口有介、次いでは辻村深月、そして朝井リョウになるだろうか。 (旧くは、平井和正や高木彬光、五木寛之、北壮夫、宮部みゆき(これは今でもだが)なども好きな作家たちだった) この三人の新作が出るときは胸がわくわくする。 それを踏まえ、阿川佐和子氏のこの小説を考えると、いかんせん文章が軽すぎる。 心理描写も、上っ面をなぞっているだけでかなり浅い。 ストーリーも平坦で、マンガやドラマを見ているような気分だ。 正義を志し、女性検事になったはずの凛々子であるが、その正義感があまり伝わって来ない。 周りの登場人物も、バブル時代の名残に浸りながら、凛々子に想いを寄せる検事の神蔵守など、「本当にこんな軽い検事がいるの?」と疑いたくなるほどちゃらちゃらした大学生程度にしか見えない。 この小説の肝であるはずの強姦事件も、本来ならもっと切実でシリアスな事柄であり、取調べにしても、より真剣になると思われるのだが、何故か軽さしか残らない。 そんなわけで途中で読むのをやめようかと思った。 ところが一転──。 凛々子が裁定した被疑者が実行犯ではなく、凛々子は冤罪事件に関係することになる。 しかもその事実が世間に知られるきっかけが、小学校時代に仲の良かった有人との再会という興味深い展開になった。 つい先ほどまで読むのをやめようとおもっていたのだが、事ここに至っては、この話の続きを読まずにはいられない。 そこで、続編の三巻をすかさず図書館に予約を入れてしまった。 くれぐれも言うが、この小説は一巻と二巻の途中までは、ありきたりのストーリーとあまりに平易な文章でそれほど面白いものではない。 ところが、二巻の終わりから急に展開が変わって興味をそそる。 私と同じように感じた人も多かったのだろう、一巻、二巻は予約が結構多かったのに、三巻は格段に少ない。 二巻の途中で挫折した人がかなりいたに違いない。 文章とキャラクタ造形の甘さは、喉の奥に魚の小骨が突き刺さったようでどうしても好きにはなれないが、結末は興味深い。 三巻に期待したい。
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公判部へ移動になった凛々子の裁判での勇姿が見られるのか!と思ったのに裁判風景が無かったから少し物足りない(--;) でも、凛々子が担当した強姦事件の冤罪が持ち上がり、そっちがメインみたいだから仕方がないか(^o^;)と気を取り直して読み進める。久しぶりに会った幼なじみで新聞記者の...
公判部へ移動になった凛々子の裁判での勇姿が見られるのか!と思ったのに裁判風景が無かったから少し物足りない(--;) でも、凛々子が担当した強姦事件の冤罪が持ち上がり、そっちがメインみたいだから仕方がないか(^o^;)と気を取り直して読み進める。久しぶりに会った幼なじみで新聞記者の明日香に冤罪の事を話をしてしまって大変な事に!!でも、時折出てくる凛々子の家族や同期の神蔵守がゆる〜い雰囲気をかもし出してるので軽く読める(^^)
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仕事をして、それなりにたった頃の描写がうまい! 男よりの意識の多さに改めて気づかされて、リリコと同じように「ムキィ」となりながらあっという間に読了。 次巻へのタイミング抜群。
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ダメじゃん凛凛子、ダメダメじゃん。 と思って読みました。 新人ならそれもありかもしれませんが、法曹界に関係ない素人読者が読んでも脇が甘い仕事ぶりです。 検事ものを読み慣れている人はもう次の巻を読まないかも、と思いながら、自分は3巻目にGO。だって気になるんだもん、ダメダメ検事の行...
ダメじゃん凛凛子、ダメダメじゃん。 と思って読みました。 新人ならそれもありかもしれませんが、法曹界に関係ない素人読者が読んでも脇が甘い仕事ぶりです。 検事ものを読み慣れている人はもう次の巻を読まないかも、と思いながら、自分は3巻目にGO。だって気になるんだもん、ダメダメ検事の行く末が。
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強姦致傷事件や冤罪事件などの ヘビーな題材を扱っているにも係わらず、 肝心の事件の描写や、取調べや裁判の様子が、 ほとんど描かれておらず、 後付けで、ナレーションでの説明となっている点は、 前作に引き続き、よろしくないかな~。 また、主人公も、 キャリア5年目、30歳になってい...
強姦致傷事件や冤罪事件などの ヘビーな題材を扱っているにも係わらず、 肝心の事件の描写や、取調べや裁判の様子が、 ほとんど描かれておらず、 後付けで、ナレーションでの説明となっている点は、 前作に引き続き、よろしくないかな~。 また、主人公も、 キャリア5年目、30歳になっているにも係わらず、 検事としても人間としても成長していないし、 その結果としての行動や思慮の浅さには、 同情や共感ができない点も、よろしくないかな~。 ここまでのところ、 小説に込めた阿川さんの主張や想いがわからない…。 とりあえず、次作が最後みたいだし、 それを読んでの評価になるかな~。
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