片思い の商品レビュー
通販だったので届いたときの衝撃たるや。分厚い…!2組のカプの話が入っているので、それもさもありなんなのですが。 『片想い』吉本と三笠の話に萌えあがりました。ツンデレというより、もっとずっと捻くれている吉本なのになぜか可愛い…。三笠同様、吉本に絆されてしまう。そして三笠はバカなとこ...
通販だったので届いたときの衝撃たるや。分厚い…!2組のカプの話が入っているので、それもさもありなんなのですが。 『片想い』吉本と三笠の話に萌えあがりました。ツンデレというより、もっとずっと捻くれている吉本なのになぜか可愛い…。三笠同様、吉本に絆されてしまう。そして三笠はバカなところが可愛い。 『あのひと』は『片想い』ほど強いインパクトはなかったですが、受攻とも常識人なので割と安心して読めました。受がいつ攻を好きになるのか気になった。その後の話もほのぼのでまた良し。面白かったです。
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門脇の、弟妹とのやりとりで泣きそうに…。 バカップルと、そのバカップルの愚痴を聞かされてばかりだった友達の恋、二種類のお話です。 木原さんだから、恋愛にあっての人のずるさや戸惑いが、丁寧に描かれています。かわいそうで目をそらしたくなる場面もあるけれど、それがあるからこそ最後まで...
門脇の、弟妹とのやりとりで泣きそうに…。 バカップルと、そのバカップルの愚痴を聞かされてばかりだった友達の恋、二種類のお話です。 木原さんだから、恋愛にあっての人のずるさや戸惑いが、丁寧に描かれています。かわいそうで目をそらしたくなる場面もあるけれど、それがあるからこそ最後まで読んだ後の余韻が長引きます。
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高校生から同級生の社会人×大学生 2001年の作品の新装版。 こういう普通っぽいBL割と好きなはずなんだけど何故か駄目でした。比較的初期の木原さんは合わないのかもしれない。
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吉本の無自覚ツンデレが拗れていくのにつられて、こっちも物語にのめり込んで行きました。吉本が泣く場面では涙し、幸せな場面ではほっとした気持ちに。もう片方のカップリングも読みごたえばっちりだったです。木原さん独特の痛々しさはあまりないので、安心してレジへどうぞ。
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分厚くて驚きます。2冊分の厚みを越えています。文庫本でたまに見かけるけど、新書版でこれは重くて読みにくいです。指と腕と肩が筋肉痛。 10年以上前の2作品を大幅改稿して、さらに書き下ろしがついているすごいボリュームです。ストーリー自体は全く古臭さを感じないし、いつの時代でも心の琴線...
分厚くて驚きます。2冊分の厚みを越えています。文庫本でたまに見かけるけど、新書版でこれは重くて読みにくいです。指と腕と肩が筋肉痛。 10年以上前の2作品を大幅改稿して、さらに書き下ろしがついているすごいボリュームです。ストーリー自体は全く古臭さを感じないし、いつの時代でも心の琴線に触れるものがあります。とにかく先が読みたくて仕方なくて一気に読んでしまいました。 見た目の重さに比べて、中身はすごく読みやすいです。読み始めたら、いつの間にかのめり込んでしまって、気がついたら読了していました。 うるっとさせられたり、笑ってしまったり、あらゆる感情に揺さぶられました… いつもの痛い話じゃなくて、マイルドに切なくて胸をアツくさせられるかんじ。 2作品に2cpが登場します。 ガサツで超鈍感でゲイをあっけらかんとカミングアウトしている三笠と、繊細でプライド高くて天然ドSの吉本は高校からの友人。吉本も男が好きだけど彼のように公言できず秘密を守り通しています。 でも三笠が突然♀と結婚するときいて、吉本は何故か彼に対して怒りを感じたばかりか、なんと酔ったふりで彼を誘いカラダの関係を持ってしまいます。 自分の気持ちに無自覚で素直になれなくて、思っているのと正反対の態度ばかりで可愛げのない吉本にハラハラさせられます。見事なツンデレぶりで、意地を張りすぎ好きだということができない吉本に、思わずもらい泣きしてしまいました。 惚れた弱味で結果的に鈍でガサツな三笠に振り回されてしまうこととなって、暴君のくせにいじらしすぎなんです。そこにまた三笠がメロメロになっちゃうという…ww 割れ鍋に綴じ蓋cpが、紆余曲折ありながらもラブラブになれてほっとしました。 「恋は盲目」は、一転して笑いが止まらなくなるコメディ仕立てです。もう、勝手にノロけて下さいってかんじの、犬も食わないハナシですw 磯崎かわいそうすぎ! 「あのひと」は、三笠と吉本の親友、門脇の恋物語です。 年の離れた大学のゼミの助手講師に好意を持たれ戸惑う門脇。 冴えない中年の男なんて好きになれるわけがない、と高をくくっていたのですが。 理数系らしく、何でも理詰めで物事を考えていた門脇が、生まれて初めて理屈じゃなくて感情に突き動かされるまま恋に落ちていく姿を、優しい目線で描いています。山あり谷ありの連続で、男同士と年の差というW障壁もきちんと向かい合っての展開はおおいに興味をそそられました。互いの家族との関係もリアル感があって、切なくさせられます。松下の妹と門脇の弟妹の落差が激しかった。門脇弟妹は頼もしくて愛があって素晴らしいです。 松下の思いやりや優しさを受け入れてなお、彼に対して同情しかなかった門脇が、次第に身を持って愛することを思い知っていく姿に胸を打たれました。ラストは胸が熱くなって思わず涙。 恋愛という衝動的なものに、どう対処していいかわからず戸惑う臆病で真面目な理性派同士です。 三笠と正反対! 書き下ろしの「おかえり」は、2cp登場の「同窓会」直後の松下×門脇。とても自然な流れで、門脇家へ二人で訪れる様子が描かれています。 家族って、こういうものかもしれないな…としみじみさせられました。
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※このレビューにはネタバレを含みます
2001-08 B-BOY NOVELS 「片思い」 2001-11 B-BOY NOVELS 「あのひと」 2作を収録、大幅改稿した新装版。 書き下ろしも収録。
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