花と奥たん(2) の商品レビュー
うーん……一見ピュアに見せかけた何かってのはきっついよなぁ。 こういう終末系の物語は、その設定だけで面白いんだけど、なんだろう。経済活動というか実際の社会が見えなさすぎてリアリティが無い。 動物視点っていうけど、あまりにも人間的すぎるだろうと思うし、その割には適当なところ...
うーん……一見ピュアに見せかけた何かってのはきっついよなぁ。 こういう終末系の物語は、その設定だけで面白いんだけど、なんだろう。経済活動というか実際の社会が見えなさすぎてリアリティが無い。 動物視点っていうけど、あまりにも人間的すぎるだろうと思うし、その割には適当なところで動物のフリをする都合の良さだ。 いや、まぁ別にこれが悪いってわけじゃない。ごく単純に、私は奥たんに燃えなかったってだけなんだと思う。童顔巨乳……こんなピュア女子怖い。
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奥たんは可愛いけれど ストーリーは意外とシリアスで切ない方向へ。 震災を思わせる街の風景。 2013.6.1読了
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突如都心に現れた巨大な花。 あの花はなんだとか何人も死んでいるとか東京から人が帰ってこないとか周りはヒソヒソボソボソ、でも奥たんは気にせず旦那様の御帰りを待って毎日健気にお食事づくり。 癒し、とかじゃない。なんとなく、『最終兵器彼女』のシュウジとちせが入れ替わったら、みたい...
突如都心に現れた巨大な花。 あの花はなんだとか何人も死んでいるとか東京から人が帰ってこないとか周りはヒソヒソボソボソ、でも奥たんは気にせず旦那様の御帰りを待って毎日健気にお食事づくり。 癒し、とかじゃない。なんとなく、『最終兵器彼女』のシュウジとちせが入れ替わったら、みたいな感じなんだと思う。存外シリアスだし。レシピはあまり気にしなくていいと思います。 理解しているのか、理解していないのか、理解していて理解していないふりをしているのか、奥たん、あなたはどっちなんですかねえ。
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ホントに上手い。どことなく終わりそうな世界とか、あえて繰り返す日常とか。心が動かされてすぐに読み返せない。 次からは展開的に多少変わってくるのだろうか。
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モノクロに映えるカラーという珍しい作品。相変わらず素敵。ごはんは命。美味しそう。続きを待っていたよ…!
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今回は奥たんがけっこうしゃべります。 巨大バッタ怖いです。 巨大キノコにびっくりする奥たんがかわいすぎます。 んでやっぱり今作も泣いてしまうのだな
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相変わらず奥たんが可愛いい!そして料理が美味しそうです。しかし、あのバッタやキノコの巨大さに物怖じしない奥たんの精神力は凄い!
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ようやっと続きが出ましたよ! もー、続き出ないかと思った。 むしろ3巻は期待しない! そして相変わらず美味しそうなゴハン。 奥たん可愛い。 そして切ない。 なんでこんな苦しい気持ちにさせるかな・・・。 この作者は本当に切なさを描かせたら上手いんだから、モー。
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震災のあとも、描き続けていてよかった。気になってた。 じんわりと、奥たんから勇気をもらえる。 あと料理おいしそう。
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今巻も安定した食事風景と健気に旦那たんの帰りを待つ奥たんが描かれていました。 比べられないものはある。2巻で一番印象に残ったのは一人の男が言った残された家の比較に強い抵抗をもつ奥たんの瞳でした。着の身着のまま命だけあれば儲けものという言葉があるけれど、命が助かったあとの生活...
今巻も安定した食事風景と健気に旦那たんの帰りを待つ奥たんが描かれていました。 比べられないものはある。2巻で一番印象に残ったのは一人の男が言った残された家の比較に強い抵抗をもつ奥たんの瞳でした。着の身着のまま命だけあれば儲けものという言葉があるけれど、命が助かったあとの生活に今までの日常がなかったとしてどれだけの人が頑張れるのか。その日常は家族やいつも自分が使っていた湯のみとか本当に人それぞれなものだからこそ自分の尺度で勝手に同情するものではないと今回奥たんに教えられました。 なにが人をそこに留まらせるのか。1巻から端を発した米作りが今回完成しました。しかし、完成したからこそ去ってしまった人もいる。周りの環境に振り回されて自分がなにもせずただ逃げてきたという気持ちを持ちたくないからこそ踏ん張っていたものもあるんだというのが今回の田んぼの話に表れていました。この一見矛盾しているような行動が、読んでいてすごい自分が悲しくなった部分でもあります。やりきってしまうからこそ終わってしまうものって青春の定番みたいなものですが、こうした違う面で見せられると深く心が痛みます。 高橋先生の「最終兵器彼女」でもそうでしたが、主人公は残された生活の日々で色んな日常の欠片を見つけていきます。それは悲しみとの闘いであると同時に生きる強さも描いてくれる良いテーマだと私は思っています。この先、来るであろう本当の孤独との闘いにどう奥たんが動くのか期待しています。しかし、やっぱ奥たんの料理をみていると銀シャリが食いたくなるマンガだなぁ。
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