2015年磯野家の崩壊 の商品レビュー

山田順【著】

2016/08/24

磯野家の〜って書いてあるけど、中身は磯野家あんまり関係ないような・・・著者自身もあとがきでかかれてましたけど。私もその1人ですが、題名だけで手に取る方も多いことでしょう。内容はなんかよく聞く話。大体が事実だろうし、まだまだ知らない人もたくさんいるとは思うけど、私がこの本を読んだのが2016年ということもあるかとは思いますが、やたら不安を煽るだけのような気がします。これからはどうしていくかのメッセージが聞きたい。

2013/08/27

　今まではほとんどみなの注意をひかなかった経済データが取りざたされるのも「アベノミクス」のおかげかもしれない。
　本書は、フリーのジャーナリストが著者であるだけあって、取り上げ方がうまいというか、刺激的にデータをアップしているように思える。
　サザエさんの「磯野家」を引用するのも、わかりやすさを強調する意図だろうが、ちょっとやりすぎのようにも思える。
　引用データはすべて間違いはないのだろうが、物事の悲観的な一面を強調しすぎているようにも思えた。
　同じデータをもとに、本書とはまったく違う未来を描くこともできるのではないか。
　本書は、日本のおかれた厳しい状況を見つめるにはよいかもしれないが、将来を悲観的にとらえすぎている。
　経済はもっと冷静に語るべきではないかと思った。本書は残念な本であると思う。

2013/08/11

日本財政の状況、近未来への警告がサザエさん一家を捩って、一般家庭に与える影響を軽いタッチで描写しているが、内容はとても深刻。どう考えても、財政デフォルトを回避する方法は無いように思う。

2013/06/15

タイトルはサザエさんの磯野家ですが、中味は日本の危機についての解説。大増税、年金問題など、わかりやすく日本の将来が書かれていました。気楽に読める楽しい本でした。特に、女性差別社会というのは同感しました。