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投手論 の商品レビュー

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13件のお客様レビュー

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2024/06/23

投手論という題名の通り、ピッチャーにとって吉井さんが必要だと思うことが書かれています。 日本プロ野球、メジャーリーグ、引退後は投手コーチを務め様々な環境でマウンドに上がった男の話は面白く、また自己分析という点に関しては一般社会でも通じることだと思いました。

Posted byブクログ

2019/06/19

昨シーズンまで北海道日本ハムファイターズの投手コーチを務めた吉井理人氏の本。 氏は現役を引退して即コーチに就任した。つまり特にコーチングの勉強をせずにコーチになったということだが、その分ピッチングに対する、既存の概念にとらわれない、合理的で論理的な視点が感じられる。 もっとも...

昨シーズンまで北海道日本ハムファイターズの投手コーチを務めた吉井理人氏の本。 氏は現役を引退して即コーチに就任した。つまり特にコーチングの勉強をせずにコーチになったということだが、その分ピッチングに対する、既存の概念にとらわれない、合理的で論理的な視点が感じられる。 もっとも、まだ論というほどまとまった論が語られるわけではなく、自身の現役時代(敬愛する東尾氏との逸話とか)、野茂やダルビッシュ、そのほかメジャーリーグで渡り合った投手たち、コーチ時代ともに戦った日ハム戦士たち等のエピソード、栗山監督との軋轢など、いわゆる裏話系がめっぽう面白い。 ファイターズファンには必携の書のひとつと言えるだろう。 氏のブログはかねてから愛読させてもらっていて、ちょっと毒舌を含んだ軽妙な語り口が好きだったし、投手の心理学や投手起用の機微などについて大いに教えてもらった。

Posted byブクログ

2018/05/17

現在も日本ハムの投手コーチを務めている吉井氏の投手論だが、投手としての姿勢を日本やアメリカでさまざまな人の影響を受けながら学んできただけあって、特にメジャーリーグの経験というのは大きいのだなと感じました。 またこういう日米での経験がコーチ論にも役立っていることが如実に分かる内容で...

現在も日本ハムの投手コーチを務めている吉井氏の投手論だが、投手としての姿勢を日本やアメリカでさまざまな人の影響を受けながら学んできただけあって、特にメジャーリーグの経験というのは大きいのだなと感じました。 またこういう日米での経験がコーチ論にも役立っていることが如実に分かる内容で面白かったですね! ダルビッシュや斉藤佑、吉川などの旧日本ハム投手陣の性格や分析もなるほどなと思いました。 吉井氏はでも良い監督(指導者)に恵まれたゆえに良い投手、コーチになったのだなぁと感じさせられる一冊でした! 今シーズンの日本ハムも要注意ですね!

Posted byブクログ

2016/03/26

メジャーで実績を上げた人だけに内容には説得力があります。「自分はどういうピッチャーで、どこが強みなのか、今後どうなって行きたいのか教えてくれ」というコーチングはさすがと思いました。

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2014/07/24

組織においてコーチとしての役割を理解できる本。メジャー的な考え方と日本的な考え方を織り交ぜた吉井さんの考え方。何よりも、一人一人に合わせた指導を心掛けている。名称と呼ばれた、梨田監督、仰木監督、野村監督のもとでの選手経験が多彩な考え方に繋がっていると感じた。

Posted byブクログ

2014/03/16

久しぶりに野球本でつまらないものだった。 日本ハムのことを話したいのか 自身のメジャー経験を話したいのか 生い立ちや性格を話したいのか どれも中途半端で、論点を絞っていればもっと面白かったと思うのに残念。

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2014/02/16

第1章 投手のダンディズム 第2章 投手に必要な3つのコントロール 第3章 投手コーチが教えられるたった1つのこと 第4章 エースの条件 第5章 プロフェッショナルな指導者 第6章 メジャーへの挑戦

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2013/05/13

吉井理人氏による投手の観点からコーチングについて語った著書。 私個人も野手であり、ピッチャー経験に乏しい為、ピッチャー心理がわかる新鮮な本であった。 草野球ではピッチャーをすることもあるし、キャッチャーもするし、指導者になることもある。 今後の野球生活において重要な一冊であ...

吉井理人氏による投手の観点からコーチングについて語った著書。 私個人も野手であり、ピッチャー経験に乏しい為、ピッチャー心理がわかる新鮮な本であった。 草野球ではピッチャーをすることもあるし、キャッチャーもするし、指導者になることもある。 今後の野球生活において重要な一冊であった。 実際指導の比重が大きくなったときは読み返したい。

Posted byブクログ

2013/05/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

吉井理人とは、10.19最後の選手である。 あの試合に出ていた選手が、後々パ・リーグの指導者となって現在も後進を育てている。吉井もその例外ではなかった。 投手としての持論が強いために、日本ハムを去ることになってしまったと思うが、そこは最初の師である権藤さんも同じことか。 書いてあることは一貫して投手目線。こういう見どころがあるのかという「四回の攻防」。これからは、セ・リーグで投手に打席が回るイニングは特にベンチの様子を気にしてしまうだろう。 息の長かった選手の知がまとまった書なので、投手のみならず他の野球人にも読んでほしい。

Posted byブクログ

2013/04/22

日本、メジャーで長年プレーし、近年は日本ハムファイターズで投手コーチをしていた吉井投手の著書。日米の配給の組立て方の違い等、日米で活躍した選手ならではの切り口でまとめられている。著者は本書の中で、トレーニングで一番気にかけることは、コンディションを整えると説いている。これは会社員...

日本、メジャーで長年プレーし、近年は日本ハムファイターズで投手コーチをしていた吉井投手の著書。日米の配給の組立て方の違い等、日米で活躍した選手ならではの切り口でまとめられている。著者は本書の中で、トレーニングで一番気にかけることは、コンディションを整えると説いている。これは会社員でも同じだなと関心した。

Posted byブクログ