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ことばとメディア 情報伝達の系譜 の商品レビュー

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2013/06/22
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宮本徹・大橋理枝ほか『ことばとメディア 情報伝達の系譜』NHK出版、読了。本書は放送大学大学院表題講座教材。人間は常に情報を発信し続け、外部から受信し続けている。「人文学系の情報」もことばを介した情報といってよい。現代までの歩みを概観する本書は、メディア論の格好の入門書。 書物や現代メディア論だけでなく、中世の写本文化や教会の役割、メディアとしての大学論も収録され、終章では検閲や伏せ字、自主規制といった「メディアで伝えられなかったことば」にも議論が及ぶ。「伝える」営為を丁寧に振り返る一冊。 「様々な時代のメディアの実際例とその特質を理解し、そこで行われることばによるやり取りの本質を考え、ことばによって支えられてきた、社会や文化の一端を考える手がかりを提供する」。右がシラバス http://www.ouj.ac.jp/hp/kamoku/H25/daigakuin/B/bunka/s_8940606.html

Posted byブクログ