内田さんに聞いてみた「正しいオヤジ」になる方法 の商品レビュー

内田樹,木村政雄【著】

2013/04/06

けっこう何冊も読んでいる内田さんの本ですが、どれを読んでも「ほぅ！」と膝を打ちたくなる話が出てくるからやめられない。
最近は対談本が多いですね。いろいろな方と話されていると、どんどん話が広がって、どんどん饒舌になっいくのが文面から伝わってきて面白い。内田さんにはもっともっといろんなジャンルの人と対談をしてほしいなぁ。

2013/04/06

面白かった。内田さんは好きな著者のひとりなので
割と良く読みますが、木村政雄氏って昔の吉本興業の常務（？）
だったひとで一時期良くマスコミにでていた人でした。
書かれてある内容は、とても面白く一つ一つの
内容についても趣があるとおもいます。特に
橋下論・フリー事務所・青年とあんちゃん・宗教・・・関連の
話に興味がわきます。
後あとがきの内田氏の自己分析には個人的に非常に
同意できる部分があって、自分もオヤジという距離感には
違和感を感じます。

2013/04/04

木村政雄さんの話題提供が、ちょうど自分の年齢にぴったりの内容で、たいへんおもしろく読みました。
定年退職したら何をしようか、今からあれこれ考えていこうと思います。

2013/03/16

きのう、密林の奥から届いたこの本を繰りはじめたら、止まらなくなってしまって、一気に読んだ。
車の信号待ちの間も貪り読んだ（あぶない）。
そしていま、美味しい遅めのランチを平らげ、食後の珈琲を飲みながらこの本のあとがきまで読み終えたところである。

お も し ろ か っ た ！ ！

毎日目まぐるしすぎて、疲れてカサカサになった心に、ちょっと元気が戻ってきた。
萎れかけた植物が水を与えられたときの気分って、こんな感じなのかしら。
ぐいぐいくる。
じぶんがあれこれ考えたり選択したりする前に、もう何かをすごい勢いで身体が吸い込んで行くような感じ。
ずごごごごごーーーー

わたしは「オヤジ」ではないけれど、「ふんふん」とかなりの部分で頷きながら読んでいたのはなぜなのかしら。
ちょっと違うはなしになるけれど、ここに来るまでじぶんの周りに「大人」がいなかったなあ、という最近の切なる実感がある。
「大人」を見たことがないのに、気づいたらじぶんが大人にカテゴライズされていて、「子どもたちには…云々」とか言う立場になっていた。
正直、「大人ってどういうのが大人なんだ！」という戸惑いの方が日々に多い。
でも、そんなことは微塵も出さず、子どもたちが「大人っておもしろそうだな、はやく大人になりたい！」と思えるような振る舞いがしたいわと、内心ではいっぱいいっぱいになりながら必死にいろいろ演じてみている。

本書でも、ちょっとしたヒントを得られた気がする。
そして、「大人」の言葉で語られている心地よさが随所にあって、わたしはいまとても気分がいい。

週明け、この本を、大好きな同僚の方の机にそっと置くとしよう。
こっそりとした、さりげない、パスのように。