いっきに!同時に!世界史もわかる日本史“近現代編" の商品レビュー
歴史が苦手なので、とても分かりやすく感じた。 全体の枠組みを掴むのに持ってこいな本だと思う。 祖父母、父や母はこの時代を生きてたのか〜って考えながら読むと楽しかった。
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全体的にわかりやすいが、第二次世界大戦後は出来事の羅列に始終でちょっと物足りなかった。日本史と世界史を並列するのはいいアイデアだが、近現代は色々な国の思惑が複雑に入り乱れるから、まとめるのが難しい。 こうやってみると、幕末までの日本史の歴史は至ってシンプルだけど、大陸の歴史は古代...
全体的にわかりやすいが、第二次世界大戦後は出来事の羅列に始終でちょっと物足りなかった。日本史と世界史を並列するのはいいアイデアだが、近現代は色々な国の思惑が複雑に入り乱れるから、まとめるのが難しい。 こうやってみると、幕末までの日本史の歴史は至ってシンプルだけど、大陸の歴史は古代から入り乱れまくり。学生は覚えるの大変だろうなあ…。
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学校の歴史の授業で決定的に抜け落ちている近現代史について勉強しなおそう! 近現代史こそが歴史のクライマックスである。 本書は客観的に世界から見た日本を捉えており、他国の歴史との関係性についてもわかりやすく書かれている。読みやすいです!
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江戸時代の終わりからスカイツリー開業、「3本の矢」までのざっくりとした通史を、手塚治虫のマンガの挿絵とともに概観するもの。日本史とともに世界史も、章を設けて解説されている。また、章ごとに、例えば「未曾有の総力戦となった第一次世界大戦とほぼ同時期に起きた三つの革命が、世界の様相を...
江戸時代の終わりからスカイツリー開業、「3本の矢」までのざっくりとした通史を、手塚治虫のマンガの挿絵とともに概観するもの。日本史とともに世界史も、章を設けて解説されている。また、章ごとに、例えば「未曾有の総力戦となった第一次世界大戦とほぼ同時期に起きた三つの革命が、世界の様相を一変させた」などⅠ文でポイントがまとめられている。 手塚治虫の絵がなければ、あまり面白くない本になっていたかもしれない。軽く歴史を復習する程度の本で、内容に深みはないが、読みやすい。教科書的な記述とは若干異なる部分があり、「(五・一五事件の)前日、喜劇俳優チャップリンが来日している。(略)日本にアメリカの退廃文化を流した彼も殺してしまおうと青年将校たちは計画していた」(p.112)とか、「(近衛文麿)は、『戦争に、私は自信がない』と発言、開戦派の東条英機陸相ともめる一幕もあった」(p.128)など、ちょっとしたエピソードが載っている。主にスポーツネタ、芸能ネタが差し挟まれていることが多い。また、「普通選挙法、治安維持法が成立した年にヒトラーは『わが闘争(上巻)』を書き、アメリカでテレビジョンが発明された(1925)」(p.82)とか、「昭和天皇とウォルト・ディズニーの生まれた年が同じ(1901)」といった「豆知識」的なことも面白いと思った。日露戦争はもっと余裕で勝ったのかと思ってたけどそうでもなかったらしいということを知った。漫画は読んだことないけど『アドルフに告ぐ』って読んでみたいと思った。(13/08/31)
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日経第2面の書籍広告での「日本史を読むと同時に世界史がいっきにわかる」という宣伝文句に惹かれて読んでみた。 日本史のエピソードをいくつかに分けて紹介し、それと同時代の世界史のエピソードを並べて紹介するというやり方だ。試みとしては新しいものかもしれない。 日本史と世界史の出...
日経第2面の書籍広告での「日本史を読むと同時に世界史がいっきにわかる」という宣伝文句に惹かれて読んでみた。 日本史のエピソードをいくつかに分けて紹介し、それと同時代の世界史のエピソードを並べて紹介するというやり方だ。試みとしては新しいものかもしれない。 日本史と世界史の出来事は同時代の事件といっても、もともと横の繋がりはない。日本史の事件の単位で整理したので、世界史の方は縦の繋がりが希薄になりぶつ切りになっている感は否めない。だから読み進めていっても日本史と世界史を絡めて同時に学んでいるという感覚は得られなかった。
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