国民のコトバ の商品レビュー
実にユニークそのものの本。エロ小説、漢(おとこ)な、こども、大人の言葉などが一ぱい並んで、その解説が実に楽しい。エロ小説は自分の文章ではないとわざわざ説明しつつ、単語の羅列で眩暈がする!とのフレーズが何とも楽しい。大人の言葉は確かにそのような言い回しをしている自分たちがいて、何...
実にユニークそのものの本。エロ小説、漢(おとこ)な、こども、大人の言葉などが一ぱい並んで、その解説が実に楽しい。エロ小説は自分の文章ではないとわざわざ説明しつつ、単語の羅列で眩暈がする!とのフレーズが何とも楽しい。大人の言葉は確かにそのような言い回しをしている自分たちがいて、何ともこそばゆい。
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「ゼクシィなことば」 ゼクシィの式場の広告の写真は、新婦は日本人で新郎が外国人(もちろん欧米系)、そして友人も全員外国人…率が高すぎる、ていうのに笑った でも1つの式場は、、上に加えて新婦の両親も外国人でどーいうこと!?っていうツッコミをしてて、そこを読んでる時は電車の中で口開けて笑ってしまった
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文体の使い分けによる表現の違いを吟味するエッセイ。 著者のコトバに対する感性が窺えてオモシロイ。 「萌えな」ことば、「洋次郎な」ことばには大爆笑。「人工頭脳な」ことばは、恐ろしいことに早くも時代遅れだ。そも人工頭脳の概念が変わってきているしね。 なにより「VERYな」ことば、「ゼ...
文体の使い分けによる表現の違いを吟味するエッセイ。 著者のコトバに対する感性が窺えてオモシロイ。 「萌えな」ことば、「洋次郎な」ことばには大爆笑。「人工頭脳な」ことばは、恐ろしいことに早くも時代遅れだ。そも人工頭脳の概念が変わってきているしね。 なにより「VERYな」ことば、「ゼクシイな」ことばには参った。およそ空疎な言葉の羅列なんだなぁ。ポジれば直感だけに訴えている表現と言えなくもないけど。中身は何にもないよね。
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考えてみると、日本人って世界一多彩な応用表現を使いこなしてるような気がする。JK言葉しかり、萌え語しかり。それに方言や古文ときたら、頭パンクしないほうがおかしい。
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面白い本です。ページを繰るごとに、黒い笑いが口角を引き上げました。そして、ところどころでほろりとさせられ、気持ちの振幅がけっこう大きかったです。全体の構成、並び方も工夫されたものだなあと感心。 これは自分の興味の対象のせいなのか、「VERY」なことばと「ゼクシイ」なことばはチンプ...
面白い本です。ページを繰るごとに、黒い笑いが口角を引き上げました。そして、ところどころでほろりとさせられ、気持ちの振幅がけっこう大きかったです。全体の構成、並び方も工夫されたものだなあと感心。 これは自分の興味の対象のせいなのか、「VERY」なことばと「ゼクシイ」なことばはチンプンカンプンでしたけれども。 「棒立ち」「ケセン」「こども」に感動しました。
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源ちゃん、若いなぁホントに(^-^; 考えるのが仕事なのはわかるけど、って、もともとそおいうタイプの人種なんやろなぁ、この人は(笑) どこまで本気で書いてるのか?いや、結構本気っぽいな…書かれた方はどお思うかなんて関係ない。 やっぱ、凄いんじゃないですか?って仕事でした。
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今年最初に読んだ本だが、最初から大当たりとは幸先がいい。さすが天才詩人だと思う。正月から笑わせてもらった。とても幸せな気分になった。 言葉にに対する「感度」がとても高いのだ。これはどういうことなんだろうと自分なりに考えてみたのだが、どうやら「書いた人の気持ちを考える」という、およ...
今年最初に読んだ本だが、最初から大当たりとは幸先がいい。さすが天才詩人だと思う。正月から笑わせてもらった。とても幸せな気分になった。 言葉にに対する「感度」がとても高いのだ。これはどういうことなんだろうと自分なりに考えてみたのだが、どうやら「書いた人の気持ちを考える」という、およそ小学校の国語の時間がら教えられていることなのだろうという結論に至った。そして、如何に自分はそれができていないか思い知るのである。 コミュニケーションが何故難しいのか。それはお互いの思いが伝えられないからだと思う。その対策として、言葉にどれだけ向き合えるか、が重要なのだろうと改めて感じた。
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コトバも、その使われかたがグループ分けできる!として、いろいろな場面に見かけるコトバの数々から、、、いたい何が見えるのか? 非常に興味深くもあり、思わず声に出して笑ってしまうユーモアたっぷりの文章。本を読んで、真木蔵人に注目したり、キリスト教の教義よりも、こころにぐっとくる相田み...
コトバも、その使われかたがグループ分けできる!として、いろいろな場面に見かけるコトバの数々から、、、いたい何が見えるのか? 非常に興味深くもあり、思わず声に出して笑ってしまうユーモアたっぷりの文章。本を読んで、真木蔵人に注目したり、キリスト教の教義よりも、こころにぐっとくる相田みつをに再びカンドウしたり。はたまた心の病を持つ人々の妄想的コトバ。シュールなコトバ達は、文字に起こして読んでみると面白い。人気のある一冊、納得!
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おもしろかった。けど、なんとなく深い、感じはなんか嫌。げらげら笑って読むのが正解かなって思ったが、それにしては、時折はいる皮肉が気持ち悪い。
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すごく面白かった。 大爆笑。 そして、あぁ、その通りだな…と思うところもあって。 とにかく心底楽しかった。 同じ日本語でも、自分が普段使っている言葉とは背景にある文化が違うのではないか?と思うことがある。 読めるけどちんぷんかんぷんなのだ。 この本で取り上げられている「ことば」...
すごく面白かった。 大爆笑。 そして、あぁ、その通りだな…と思うところもあって。 とにかく心底楽しかった。 同じ日本語でも、自分が普段使っている言葉とは背景にある文化が違うのではないか?と思うことがある。 読めるけどちんぷんかんぷんなのだ。 この本で取り上げられている「ことば」の中にもそういうものがあった。 でも、分からないことが面白い。 こういう世界があるのねと驚いて、高橋源一郎さんのツッコミに心地よく笑えました。 この本の素晴らしいところは、テーマと著者のバランス感覚だと思う。 引用されている文章に私が引いている時には一緒に引いてくれて、面白がっている時にはさらにのってくれている。 一緒に読んで、一緒に笑って、一緒につっこんで、一緒に感動している気になってくる。 こんな本、書けるんですね。 初めましての「ことば」も多かったし(というか、ほとんど)、あんまり読みたくない描写も引用されてたりしたけれど、全部読まなきゃ気が済まないくらい惹き付けるパワーがあった。 そしてドン引きしてる人間を笑わせてくれる絶妙なツッコミ。 やはりそこが1番すごいところかも。 いい!と思うことばも、なんじゃこりゃ!と思うことばも、全部日本語で書かれている。 日本語って、本当にすごい。 すごく面白い。 そう気付かせてくれる1冊。
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