白球アフロ の商品レビュー
「アメリカ人が来るよ!」 「助っ人外人だよ!」 マネージャーの興奮笑 二年生に編入して来たのは黒人アフロのクリスだった。 身体もデカい、守備はキレキレだが堅実… けれども打つ方は大振りのダメダメ笑 タイトルからコメディだと思ってましたがメチャクチャ真面目でした。 前半入部当初...
「アメリカ人が来るよ!」 「助っ人外人だよ!」 マネージャーの興奮笑 二年生に編入して来たのは黒人アフロのクリスだった。 身体もデカい、守備はキレキレだが堅実… けれども打つ方は大振りのダメダメ笑 タイトルからコメディだと思ってましたがメチャクチャ真面目でした。 前半入部当初の話はクリスが日本の高校球児達の理解できないボウズ頭や訳の分からない掛け声…などなどの笑える話からの初練習試合で始まります。 クリスの日本に来た理由、主人公でセカンドを守る瀬山の野球に対する複雑な思いとチーム内でのゴタゴタでラストの県予選へと話は進みます。 ラスト70ページの試合はさすが野球経験者! 内容、描写、試合展開、駆け引き、選手や監督の心理はリアルでまるまる一試合戦った気分! この試合だけで☆4つです‼︎ わたしはこの終わりかた好きですよ(^ ^)
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弱小野球部に、アメリカからハーフの転校生クリスが入部した。習慣の違いに戸惑う。監督のヘンテコなルールで少しずつ変わっていく部員。お目付役の瀬川やクラスメートの帰国子女の小野寺さんでサポートするが少し躓いてしまったり…。色んな障害を乗り越えて迎える試合。相手チームはクリスの見かけに...
弱小野球部に、アメリカからハーフの転校生クリスが入部した。習慣の違いに戸惑う。監督のヘンテコなルールで少しずつ変わっていく部員。お目付役の瀬川やクラスメートの帰国子女の小野寺さんでサポートするが少し躓いてしまったり…。色んな障害を乗り越えて迎える試合。相手チームはクリスの見かけにたじろぐが、クリスの腕前は…。前半は色んなテーマを投げかけて読みどころがあったりするが、後半の試合ではちょっと物足りない。全体通して見ると、ややインパクトが弱いかな…。軽く楽しめる青春モノ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
確かにおかしな日本の高校野球文化に外国人の素朴な疑問からの切り口というのが面白い。 裏工作して,口裏合わせるなんてFairではない!もっと正面から正々堂々と行くべき。
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野球小説としても勿論いいんだが何より青春小説として素晴らしかったです。 兎にも角にも読後感が抜群でほんと良い小説読んだなあと。
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弱小高校の野球部にアフロの黒人が入部。クリスが指摘した高校野球の不思議は確かにそうだなと思った(笑) コミカルな流れになるかと思いきや、結構ずしんと重くなる部分もあり、青春・友情・家族・恋愛、色々詰まった一冊だった。 試合のシーンは一球一球手に汗握る展開で、スタンドの応援同様、心...
弱小高校の野球部にアフロの黒人が入部。クリスが指摘した高校野球の不思議は確かにそうだなと思った(笑) コミカルな流れになるかと思いきや、結構ずしんと重くなる部分もあり、青春・友情・家族・恋愛、色々詰まった一冊だった。 試合のシーンは一球一球手に汗握る展開で、スタンドの応援同様、心から勝ってほしいと祈った。 カバーのモデルの女の子が鞄にぶら下げているクリスボールがめちゃくちゃ可愛い。
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著者の方が、野球のことをよく知っているということがよくわかる。真っ向から野球と友情を描いた一作。とても意外な終わり方だった。
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久しぶりの一気読み。弱小高校野球部にアメリカからでかい黒人転校生がやってくるという話し。後半は甲子園の東京都予選の1回戦だけの描写で終わったのもスラムダンクみたいでよかった。ちまちました話しより、こういうスカッとするのが断然いい。
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朝倉宏景著『白球アフロ』、読了。 高校野球と「アフロ」。帯にある「監督!クリスバントしねえってさ」に惹かれる。 面白い。実戦シーンとか迫力ある。 高校野球っていいな、と思うし、また、こんな高校生たちが愛おしいと思った。
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高校野球に紛れ込んできたアフロの超高校生級アメリカ黒人。 なんだか愉快でかわいらしい話だった。 文章はあっさーり、読みやすーい、言い換えてしまえば物足りなさもあったけど。 なんか青春を感じられる小説ってやっぱり好きだなあ。 高校野球ってやっぱり日本にとっては特別な存在なんだと思...
高校野球に紛れ込んできたアフロの超高校生級アメリカ黒人。 なんだか愉快でかわいらしい話だった。 文章はあっさーり、読みやすーい、言い換えてしまえば物足りなさもあったけど。 なんか青春を感じられる小説ってやっぱり好きだなあ。 高校野球ってやっぱり日本にとっては特別な存在なんだと思う。 少なくとも見てる側としては。 自分のときに果たせなかった夢を、何歳も年下の彼らに託すんだろうなあ。 今年も夏がやってきますね!
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くせのない素直な文章と、細かく計算された野球の試合運びと、不器用に差し込まれた世界に対する誠実さが、この小説の良い所。
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