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ストーリーの作り方 の商品レビュー

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5件のお客様レビュー

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2020/08/31

副題に「創作トレーニング」とある。文中に課題があってそれをこなすことでストーリー創作のアウトプットをやってみようという本。 ストーリーをパーツにわけて、そのパーツの組み合わせ方をいろいろと紹介している。 時間軸をそのままにするか、回想などで入れ替えるか、キャラクターが行動すること...

副題に「創作トレーニング」とある。文中に課題があってそれをこなすことでストーリー創作のアウトプットをやってみようという本。 ストーリーをパーツにわけて、そのパーツの組み合わせ方をいろいろと紹介している。 時間軸をそのままにするか、回想などで入れ替えるか、キャラクターが行動することでストーリーが生まれる、ストーリーを構成する出来事、シーンとシークエンスなどなど。 キャラクター作りやストーリーを考えるのは気軽に手を出しにくい感じがあった。キャラクターの属性を考えたり大筋を考えたあと「なぜ?」を積み重ねてストーリーを肉付けしたりと、創作を細かくパーツにわけて積み木のように作れることがわかった。 内容はそんなに濃くなくさっと読めた。

Posted byブクログ

2020/08/27

琉球大学附属図書館OPAC http://opac.lib.u-ryukyu.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB12473984

Posted byブクログ

2019/03/06

ストーリーとは何か、ストーリーはどうやって作っていくのかが分かりやすく説明されています。 「何が(主体/桃太郎が)」+「何をして(行動/鬼退治をして)」+「何となる(状態/故郷に錦を飾る)」というのがコアストーリー。 変化が無いとそれは物語にならない。

Posted byブクログ

2019/02/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

図書館を利用してくれる中高生には作家志望者が絶対多いはず!この手の教則本は色々ありますが、この本は大学受験や公務員試験の対策テキストにも通じる「真面目な勉強本」風なのが良い。解説文を読み、演習を解き、また次の課題に進み…という地道で地味なプロセスがハマる子にお薦めしたい一冊です。我が町出身の作家を沢山増やして一般9門に並べたい(日高門別 たにぐち)

Posted byブクログ

2013/04/23

部品を付け足していって雪だるまを作る コア・ストーリー(最少ストーリー) 何が<主体>+何をする<行動> 何が<主体>+何をして/どうなって<行動>+どうなる<状態> 桃太郎が+鬼退治をして+故郷に錦を飾る ↓抽象化 少年が+偉業をなして+成功者となる ツルの恩返し 若者...

部品を付け足していって雪だるまを作る コア・ストーリー(最少ストーリー) 何が<主体>+何をする<行動> 何が<主体>+何をして/どうなって<行動>+どうなる<状態> 桃太郎が+鬼退治をして+故郷に錦を飾る ↓抽象化 少年が+偉業をなして+成功者となる ツルの恩返し 若者が+約束を破り+自ら幸せを逃す RPGのお約束 主人公が+試練を経て+世界を救う から具体的にしていく バランスを崩せば個性が出る 3つの部品を均等に扱わない 作業工程 ①「何が」+「何をして」+「何をする」に中身を入れる 例えば、「少年が」+「魔物を退治して」+「英雄となる」 ②アイデアを出しながらストーリーの大筋を作る 「桃太郎が」+「鬼退治して」+「故郷に錦を飾る」 ③考えついたエピソードを順番に並べる ④必要であれば演出や設定を加えてエピソードを膨らませる ⑤調整する 考える第一歩は疑問を持つこと 主人公はなぜ危険を冒すのか?→ 恋人を救うため 自分が思うところをコアストーリーにはめ込んでいく ・「何が」からストーリーのアイデアを練る 「なに」には、それが「なに」であるための属性(性質や特徴)がある 属性からアイデアを導き出す ・「何をして」からストーリーのアイデアを練る 男が+浮気心を出して+一騒動起こす ↓ 男が+恋人以外の女性に惹かれて+一騒動起きる 男が+好色なので+一騒動起きる 浮気をして→浮気をしたと思い込み 恋人以外の女性に惹かれて→心動かされる美女が登場して 好色なので→いつもナンパしていたら ・「何となる」からストーリーのアイデアを練る 「何となる」とは、「ある状態(A)」から「ある状態(B)」に移り変わる(変化する)こと。このAB2つの状態を取り持つのはt(時間)。前提となる状態Aからもアイデアを得ることができる 平穏な状態→一騒動 <状態>は、次にくる変化が起きる前提 「何となる」から<状態>と<対応>を次々と連想していけば、アイデアが出てくる 暑い→上着を脱ぐ→シャツに穴が空いている→恥ずかしい→上着を着て穴を隠す→暑い ストーリーの部品からアイデアを得る ・登場するキャラクター ・ストーリーの舞台となる場所 ・登場するアイテム ・世界のシステム(世界の地域差・集団差・個人差)  世界のギャップが作るストーリー  cf.田舎から都会にやってきたネズミ、王子様と入れ替わった浮浪児  世界観の違いで起こるドラマ  cf.走れメロス 人を裏切ると思ってる人とそうでない人 出来事の連続がストーリー 出来事とは、ある原因によってある状態Aが別の状態Bに<変化>すること <変化>した後の状態Bが、その状況に置かれた人物や物事に影響を与えて、状態Bへの対応Cが行われる ①状態が◯◯から☓☓に変化する ②変化が周囲に△△な影響を及ぼす ③影響について●●な対応が行われる ストーリーは時間の支配を受ける ストーリーは、2重の意味で<時間>の支配を受けている ①ストーリーの中で ②ストーリーの受け手と作り手をも支配している 因果律 モンタージュ 時間を操作する 時間順に進めていくだけではどうしても平板なストーリーになりがち。場面の並びを工夫(回想場面を挿入等..)で、ストーリーに起伏が出来る 困ったときには行動させろ 特定の場所に集まる人のドラマ 一つの目的に集まる人のドラマ 七人の侍、ワンピース、スクールウォーズ... 「実は..」がもたらす2重の世界 「実は..」を起に用いる 伏線を用いる 平凡な性格を個性にする 臆病→度はずれて臆病→臆病な大男→臆病で逃げ足の早い大男→臆病で逃げ足が早いが虚勢を張る大男

Posted byブクログ