バッカーノ!1931-Winter の商品レビュー
1931年、物語のはじまりともいえるフライング・プーシーフット号その裏側、ものすごく近く遠いところで起きている物語。
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列車の外でのはちゃめちゃと、個人的には前回読んだ臨時急行編でクレアが言っていたクッキーの正体がわかった巻。
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久々のバッカーノシリーズ。外伝的な感じ。 ジャグジーの仲間、ルノラータファミリー、バニッシュバニー、レムレース、熊が主役。 このシリーズの頭のイカれたキャラクター大好き! テーマは「ウサギ」みたいで、アクション少なめ。まともに戦闘ができるキャラクターは、ガブリエルとジュリアーノく...
久々のバッカーノシリーズ。外伝的な感じ。 ジャグジーの仲間、ルノラータファミリー、バニッシュバニー、レムレース、熊が主役。 このシリーズの頭のイカれたキャラクター大好き! テーマは「ウサギ」みたいで、アクション少なめ。まともに戦闘ができるキャラクターは、ガブリエルとジュリアーノくらい。 アクションシーンに頼らず、各組織の思惑が入り乱れてすれ違う頭脳戦(?)が楽しめる。 頭の悪い自称知能犯、ラナが好きです。
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【図書館本】バッカーノ! 20巻。なぜかこの巻だけ図書館に入ってなかったのでリクエストをかけた。 とても既視感。どこかで見たのだろうか? どっかの巻なぞってた??? グースさんの最期、何で白煙上がってた(交渉成立の合図があった)んだろう? と思ってたことがわかってスッキリした。そ...
【図書館本】バッカーノ! 20巻。なぜかこの巻だけ図書館に入ってなかったのでリクエストをかけた。 とても既視感。どこかで見たのだろうか? どっかの巻なぞってた??? グースさんの最期、何で白煙上がってた(交渉成立の合図があった)んだろう? と思ってたことがわかってスッキリした。そしてクッキー。意外に可愛いし、一瞬・遠目でもクレアと会えて良かった! クレアのサーカス(?)時代の話も読んでみたい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
豪華列車で騒動中のまさにその時、起こっていた別の馬鹿騒ぎ。当然ですが、おなじみのキャラクターたちは別どころで馬鹿騒ぎ中のためあんまりでてきません。 あの日、爆弾が荷下ろされた河の近く、バンガローを基点にルノラータ、バニー、ジャグジー仲間、幽霊、クマが絡まってく様子がわかりやすくてたのしく読めました。 ひとつ気になるとすれば、双子の服装を黒服と称したこと。本編といえる列車内の騒ぎでは、黒服・白服・ボロ服として三勢力を表しているので、せっかくなら黒服という表現を他で使わない方がスマートだったのでは。 なんにしろ、すっきりわかりやすい馬鹿騒ぎで結構好きでした。しかし扉イラストの双子が、イケメンすぎる。
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フライング・プッシーフット号の事件の裏側でおこっていたこご。 相変わらず斜め上のキャラてんこ盛りですごいなぁと思う。 一体、どうやったらこんなキャラばっかり創造できるんだ、成田センセ。 その、斜めで、歪んで、ねじまった人々のなかで、ネイダーの純情が泣ける。 が、泣ける...
フライング・プッシーフット号の事件の裏側でおこっていたこご。 相変わらず斜め上のキャラてんこ盛りですごいなぁと思う。 一体、どうやったらこんなキャラばっかり創造できるんだ、成田センセ。 その、斜めで、歪んで、ねじまった人々のなかで、ネイダーの純情が泣ける。 が、泣けるということは、結局は彼が無力だからだ。彼に反して、幼馴染の処女はなんだかんとたくましく生きているではないか。 とはいえ、少女の心のよりどころがネイダーであることが、また哀れを誘うのだが。 うん。 今回の話は<哀れを誘う>ものだった。 皆、個々に自分はどう生きるべきか、とか、自分のいるべき場所を探して、漂いながら振り回されながら、それでも懸命にあがいている。 きっと、それは普通に<生きる>ことなのだろう。 生きることは、足掻くことで、不死者というとりあえず生きることはできる人々を描くことで、生に対して足掻くことを描いているじゃないかと、唐突に思った。
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伏線やらなにやらからみまくった蜘蛛の巣の要になった本編から離れたある種の外伝。 とはいえ、本編をベースにしているので本編を読んでいるとなをよし、な作品。 とはいえなー、さすがにこまかいところまでおぼえていないや。 初心回帰というのか、最初のころのバカ騒ぎ感がでていてよかった...
伏線やらなにやらからみまくった蜘蛛の巣の要になった本編から離れたある種の外伝。 とはいえ、本編をベースにしているので本編を読んでいるとなをよし、な作品。 とはいえなー、さすがにこまかいところまでおぼえていないや。 初心回帰というのか、最初のころのバカ騒ぎ感がでていてよかった。
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DVD特典小説再録第二弾です。 どんなハードな場面に出会しても、とある泥棒カップルに引けを取らないくらいのバカさ加減であっという間に危機を乗り越えるジャグジー一味。そんな彼らが中心に立つ心温まる(!?)お話でした。 『1935B』からとある伏線が張られているので、二冊続けて読...
DVD特典小説再録第二弾です。 どんなハードな場面に出会しても、とある泥棒カップルに引けを取らないくらいのバカさ加減であっという間に危機を乗り越えるジャグジー一味。そんな彼らが中心に立つ心温まる(!?)お話でした。 『1935B』からとある伏線が張られているので、二冊続けて読むとより一層楽しいかもしれません。
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1931http://booklog.jp/users/melancholidea/archives/1/4840224366の電車外を描く番外編。 もとはDVD得点だったとか。急行・鈍行と一緒に読んだ方が楽しいかも。 モブといっていいような脇役たちのガヤガヤしているお話で、スト...
1931http://booklog.jp/users/melancholidea/archives/1/4840224366の電車外を描く番外編。 もとはDVD得点だったとか。急行・鈍行と一緒に読んだ方が楽しいかも。 モブといっていいような脇役たちのガヤガヤしているお話で、ストーリーも脇の話。 だけど、メインじゃないところにもちゃんと人がいる感じは良い。 パメラとラナの間の抜けたバディっぽい関係は良い。 文章は相変わらず添削したくなる。 外に出してもらえない坊ちゃんと元気な娘のモチーフは、直前に読んだ『水曜日のクルト』http://booklog.jp/users/melancholidea/archives/1/4035511803の中の「ありとあらゆるもののびんづめ」と重なる。 全然違う話だけど。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
DVD特典ということでずっと読めなかったので本になって嬉しいです。 内容は予定調和な印象を受けましたが、双子の用心棒や今進行中の1935で絶賛活躍中のネイダーの幼馴染ソーニャなど初登場となるキャラクターが個性的で楽しかったです。 ジャグジー一家も相変わらずのボケボケボケたまにツッコミの応酬で面白かったです。
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