無宿 の商品レビュー
薄墨太夫の出自と質屋7人の惨殺。無関係と思われる2つの出来事が1つにつながる。 そして、七助親方と萩野ことおいねの祝言が温かみを醸し出す。
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薄墨太夫との距離がやけに縮まりすぎてるな。面白いからいいんだけど。面番所の村崎がひょんなことから活躍しないかしら。
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主人公の妻へののろけ、薄墨太夫にまとわりつく勘違い男出現、巷を騒がせる残忍な押し込み強盗(一家七人惨殺)の三本。 妻である汀女へ愛しいだのなんだのと朝っぱらから言える幹次郎に完敗。 変な理屈で、加門麻の形ばかりの許婚死亡→その許婚の後継ぎだから俺の嫁→なのに吉原に身売りするとはけ...
主人公の妻へののろけ、薄墨太夫にまとわりつく勘違い男出現、巷を騒がせる残忍な押し込み強盗(一家七人惨殺)の三本。 妻である汀女へ愛しいだのなんだのと朝っぱらから言える幹次郎に完敗。 変な理屈で、加門麻の形ばかりの許婚死亡→その許婚の後継ぎだから俺の嫁→なのに吉原に身売りするとはけしからん!と思えるその思考回路野郎がただただ気持ち悪い。スパッと切ってくれてすっきりした。 押し込み強盗かもしれない荒んだ二人組とすれ違っただけで、人相から衣装まで覚えている幹次郎。だからなのか定廻り同心に頼りにされて、死体発見現場にまで呼び出され、捕り物にまで駆り出されることに。今後も頼りにされそうな予感。 汀女が新造コスプレで薄墨太夫に同行したり、薄墨太夫の並々ならぬ幹次郎への思慕を知りながら、なお一度望みを叶えてやりたいと言える汀女。 話としては面白いけれど、少し無理があるのではと思うことも。深く考えずに楽しめばいいか。
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薄墨太夫が狙われる話、これはドラマでやってた。こんな後の方の巻の話だったんですね。相変わらず面白いです。
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内容(「BOOK」データベースより) 質商小川屋の一家総勢七人が惨殺された。一方、「御免色里」の吉原では人気絶頂の花魁・薄墨太夫の周囲で異変が。次々起こる「怪異」「殺し」に、吉原裏同心・神守幹次郎は東奔西走し、その身にも危機が迫る。そして、下手人を探索中に浮かび上がった薄墨太夫...
内容(「BOOK」データベースより) 質商小川屋の一家総勢七人が惨殺された。一方、「御免色里」の吉原では人気絶頂の花魁・薄墨太夫の周囲で異変が。次々起こる「怪異」「殺し」に、吉原裏同心・神守幹次郎は東奔西走し、その身にも危機が迫る。そして、下手人を探索中に浮かび上がった薄墨太夫、衝撃の過去―。か弱き女と人の命を蝕む「悪」に幹次郎の豪剣がついに火を噴く。超人気シリーズ、至福の十八弾。文庫書下ろし長編時代小説。 9月25日~27日
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姉様番頭新造のコスプレ(違 桑平同心はまた出てきそうな予感。しかし村崎は隠密廻りだったのか…(今さら)←鳥羽亮さんの鬼隼人の印象が強かったので
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
吉原裏同心18弾。薄墨太夫・加門 麻の周囲で気になる異変が続き幹次郎が探索すると、麻の衝撃の過去が明らかになる……。早朝、津島道場に久々に稽古に向かう幹次郎は着流しの浪人と渡世人の二人とすれ違う、殺伐とした雰囲気を持つ様子に不審を感じたが、稽古後面番所同心村崎から質商小川屋の一家総勢七人が惨殺されたと知り、事件を担当する定町廻り桑平に二人とすれ違い目撃した事を話す。剣術は幹次郎が圧倒的に強すぎてあっけない、煮売り酒場虎次の小僧竹松の願いを叶えた萩野ことおいねと砂利場の七助親方の祝言披露に感動した。
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第十八弾 薄墨太夫に纏わる事件に、女郎の明と暗、更に非道な盗賊と新たに有能な見廻り同心 構成・展開とも好調
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吉原裏同心18~津島伝兵衛道場で思い出したのは,雷門前で擦れ違った侍と流れ者だった。その者らは質店に押し入り,主一家や使用人を斬殺し400両ばかりを奪ったのだった。一方,小さな楼で心中騒ぎがあると駆けつけると,主が年季の明けたはずの女郎に別の証文を指し示し,借金があると客の大工を...
吉原裏同心18~津島伝兵衛道場で思い出したのは,雷門前で擦れ違った侍と流れ者だった。その者らは質店に押し入り,主一家や使用人を斬殺し400両ばかりを奪ったのだった。一方,小さな楼で心中騒ぎがあると駆けつけると,主が年季の明けたはずの女郎に別の証文を指し示し,借金があると客の大工を脅している。主筋の不正を糾弾すると,女将が油を撒いて火を付けると云う。幹二郎の刀が宙を飛び,女将の喉を貫いた。それにしても気になるのは薄墨を執拗に追う視線だ。幹二郎もこの視線の許を辿るが,若衆姿の侍らしき影だけが残る。幹二郎と汀女の住まいに,貼り付けられていた紙に,加門麻の許嫁であり,武家の誇りを失ったかと書いてある。薄墨太夫に心当たりを尋ねると,祖父同士が幼い頃に定めた許嫁の異母弟であるという。影は見かけるが姿は見せず,吉原の酔いどれ医者を絞め殺している。薄墨の胞輩女郎が砂場の親方と祝言を挙げる日が危ないと警戒するが,天女池で火事で焼死した人々に祈りを捧げる中,幹二郎が脳天を割る。臨時回り同心が謎解きに行き詰まる中,幹二郎は普請に加わった大工職人が情報を漏らしたのではないかと直感し,確かに大工一人が長屋の床下に空けられた三畳ほどの穴の中で斬殺された。同心は瓦版屋に幹二郎の挑発を乗せ,誘き出して捕縛した~加門麻は苦界に身を落として弟が奥右筆の職を得られる様にしたんだ。今回は薄墨太夫の昔話が主で,幹二郎と汀女の濡れ場もチラと
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L 吉原裏同心18 今までになく汀女さんの容姿がクローズアップされている。なんか幹どのも汀女への気持ちを吐露してるし。数巻前に幹どのと薄墨の危ういシーンがあったから読者の反感カバーとか?薄墨はなんだかんだで狙われる。他に優秀な太夫はいないのかねぇ?薄墨と磐音の奈緒がかぶりすぎ...
L 吉原裏同心18 今までになく汀女さんの容姿がクローズアップされている。なんか幹どのも汀女への気持ちを吐露してるし。数巻前に幹どのと薄墨の危ういシーンがあったから読者の反感カバーとか?薄墨はなんだかんだで狙われる。他に優秀な太夫はいないのかねぇ?薄墨と磐音の奈緒がかぶりすぎですけど。汀女は料理屋を任されて雇われママ化。幹どのは今更自らの剣の使い方に苦悩してるし。今更ダロ。 なんか昔京都に同行する話もあった気がするんだけど頓挫したままだったかな?定町廻りの手伝いまで始めちゃってどこに向かってるんだ。迷走中なのか?
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