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プラチナデータ の商品レビュー

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5件のお客様レビュー

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2020/09/13

物語世界では脳に電気で刺激を与えて依存性薬物のようなエクスタシーを感じる電気トリップというものがアングラで流行っている。現実世界ではハッカーの再就職先が危険ドラッグの密売になっているとの指摘がある(「地下化する日本ハッカーの現在 ハッカーの再就職先は危険ドラッグの密売!?」サイゾ...

物語世界では脳に電気で刺激を与えて依存性薬物のようなエクスタシーを感じる電気トリップというものがアングラで流行っている。現実世界ではハッカーの再就職先が危険ドラッグの密売になっているとの指摘がある(「地下化する日本ハッカーの現在 ハッカーの再就職先は危険ドラッグの密売!?」サイゾー2015年3月24日)。アングラのハッカーと依存性薬物の売人は重なるのだろう。 電気トリップは名目上パルス発生器として販売され、「電極を耳につけて脳を刺激するというのは客が勝手にやったこと」との建前にしている。これも脱法ハーブがアロマや香の名目で販売され、人体に直接摂取するものではないという建前と重なる。 公務員と反社会的勢力は一見すると真逆の存在に聞こえるかもしれないが、実は近いところにいる。「役人たちは、自分たちが仕事をやりやすくするために、国民たちの情報を集めようとするだろ。ところがそうやって集めた情報を厳重に管理するっていう発想がない。結局、悪い奴らの手に渡って、最後に痛い目に遭うのは庶民なんだ」。最後に明らかになるプラチナデータの真相は日本の公務員が考えそうな卑怯な内容であった。

Posted byブクログ

2017/08/08
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※このレビューにはネタバレを含みます

【内容】 DNA情報が犯罪を裁く近未来の物語。東野圭吾のベストセラー小説、嵐・二宮和也主演の映画公開を目前に控え、衝撃のコミック化! 【感想】

Posted byブクログ

2015/02/24

東野圭吾らしい小説 主人公がギリギリのところで逃亡しながらプラチナデータという謎を暴こうとする物語 締めくくりはハッピーエンドとはならず、少し後味が悪くあったが、全体としてヒットするのふさわしい内容だったのかなぁと

Posted byブクログ

2013/05/23

全日本国民の遺伝子情報「プラチナデータ」から犯人を特定するDNA操作システムが実用化され、検挙率100%、冤罪率0%の社会が訪れようとしていた。システムの立役者である天才科学者・神楽龍平が狙われる連続殺人事件を担当することに。警視庁捜査一課の辣腕刑事・淺間玲司の反発を受けながらも...

全日本国民の遺伝子情報「プラチナデータ」から犯人を特定するDNA操作システムが実用化され、検挙率100%、冤罪率0%の社会が訪れようとしていた。システムの立役者である天才科学者・神楽龍平が狙われる連続殺人事件を担当することに。警視庁捜査一課の辣腕刑事・淺間玲司の反発を受けながらも捜査を続ける神楽が、システムで導き出した犯人の名は......!?

Posted byブクログ

2013/03/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

映画版のコミカライズ。 映画を観てきた後なので、よくまとめたなぁという印象。 キャラクターはわざと実際のキャストとは、かけ離れさせたのかな。

Posted byブクログ