『ヨブ記』を読みなおす の商品レビュー

山内清海(著者)

2018/10/20

幸福の絶頂と。絶望のどん底を体験するヨブ◆ヨブへの神の答え◆教皇ベネディクト十六世の答え

著者：山内清海、1935長崎県、神学者・カトリック司祭、福岡サン・スルピス大神学院→モントリオール大学→聖トマス大学(ローマ)、お告げのマリア修道会付司祭・元長崎純心大学教授
序文：高橋眞司、長崎大学生涯教育室客員教授・元長崎大学教育学部教授

2013/06/11

薄いので早う人なら数時間で読んでしまうと思います。

幸せそうに見える人も何らかの十字架を背負って生きていると思います。

生きることは苦しみの連続。なぜ私がこんなめに？私が何をしたというの？

ヨブ記を通してその答えが書かれています。

「答え」とはどんな答えをお望みですか？
恐らく期待通りの答えではないと思います。

心に残った箇所は…
・人間の思い通りに、願い通りになる神が存在するならば、それは真の神ではありません。

・神が私たちを愛し、わたしたちにもっと高い次元の何かを期待しているからにほかなりません。

・ヨブ記40：4～5

・その頃読んだゲーテの書に、「幸福というものが、同時に不幸の源になっている」