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古地図で巡る百年越えの老舗 東京 の商品レビュー

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2016/08/24

読み終えたが、これは何度も見ても面白い。 時代小説を読んでいると、昔の老舗から、地名など、東京のどの辺に当たるのだろうと、想像しながら読んでいる。 先ずは、出てくるのは、淺草周辺、仲見世。 古い地図は、お寺や、武家屋敷など、字が横になったり、逆さになったりしているが、玄関が、...

読み終えたが、これは何度も見ても面白い。 時代小説を読んでいると、昔の老舗から、地名など、東京のどの辺に当たるのだろうと、想像しながら読んでいる。 先ずは、出てくるのは、淺草周辺、仲見世。 古い地図は、お寺や、武家屋敷など、字が横になったり、逆さになったりしているが、玄関が、その方向にあることをしめしているからだと、聞いている。 上野の不忍の池で、昔は、鰻も獲れたとか、、、 隅田川の長命寺の桜餅。皮をむいで食べた方がいいですよ→川を向いてた、、、と、いう話など、面白い。 両国、、、回向院と広小路。 明暦の大火で、10万人の犠牲者が出たのは、隅田川に橋がなかったためで、その後、両国橋が、作られた。 火除けの為に広小路には、料理屋、待合、芝居小屋、水茶屋、、、、大道芸人、物売り、、、と、繁華街にになってしまった。 大火の犠牲者は、無縁仏の供養に回向院が、出張開帳も行われた、 ラクダや象の見世物もここであった。 時代小説に出てくる ももんじや=百獣屋の由来は、江戸時代に、尾のある獣、毛深い獣が忌み嫌われて、関東地方の妖怪をモモンジイというのから由来と、書かれていた。 花のお江戸の日本橋、、、湿地地帯を、大規模な埋め立てにより、江戸城普請の資材を運ぶ水路として日本橋に架けられたのが、日本橋。 越前屋、白木屋、そして、金座があった場所が、日本銀行。 老舗巡りも、この本を見ていいな~と、思いながら、財布の中身と相談することにしよう。(笑)

Posted byブクログ