もっと知りたい円山応挙 の商品レビュー

樋口一貴【著】

2017/11/29

上手だけど真面目な絵というイメージのある応挙ですが、著者である樋口先生の美術史を学んでいると、彼こそは近代絵画の祖だというのです。日本絵画につきまとっていた物語性から独立した画家という見方です。本書で知った「氷図屏風」は衝撃ですね。現代アートに繋がる象徴性がありました。先ずは、新春の三井美術館で「雪松図屏風」を見たいと思います。

2016/10/28

表紙は雪松図屏風／三井記念美術館蔵。三井記念美術館がいっぱい作品を持っていると思ったら、三井越後屋が応挙の庇護者だったとのこと。カラー印刷の作品を見てたら、本物の作品が見たくなる。

2015/05/16

歌川広重は四条円山派に習って写生力を得たそうなので、ならばと閲覧。

が、やはりちょっと面白味に欠ける。