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パン屋を襲う の商品レビュー

3.4

133件のお客様レビュー

  1. 5つ

    12

  2. 4つ

    39

  3. 3つ

    50

  4. 2つ

    18

  5. 1つ

    1

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2026/03/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『パン屋再襲撃』は、別途読んだことがありましたが、前日譚の『パン屋を襲う』は読んだことがありませんでした。 1セットで読めるので、なんだかお得な気分です。 このシリーズは、村上春樹氏のあとがきが、物語の読み解きの一助になるのが良い点だと思います。 金品を要求せず、ただ腹を満たすためにパン屋を襲うという行動の支離滅裂さ。ただそこには、パン屋を襲いたくなるくらいの、個人的な、だけど切実な世の空気があったんじゃないかと、なんとなく窺い知れます。 良いも悪いもなく、その漠然とした空気によって翻弄され、疑問を持ちながらも、その場の展開に流されていく展開が魅力的です。

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2026/02/04

引き続き、装丁買いの一冊。 同じ方の挿絵で何冊かある中で、いちばん色味が好みだったのがこちら。紙も印刷も美しい。 初出はそれぞれ1981年と85年。だいぶ昔の作品の修正版ということだが、ちっとも古臭くない。むしろ、斬新。 言ってることもやってることも、とにかく変。変だけど意味不...

引き続き、装丁買いの一冊。 同じ方の挿絵で何冊かある中で、いちばん色味が好みだったのがこちら。紙も印刷も美しい。 初出はそれぞれ1981年と85年。だいぶ昔の作品の修正版ということだが、ちっとも古臭くない。むしろ、斬新。 言ってることもやってることも、とにかく変。変だけど意味不明ではない。ちゃんと伝わるけど、ズレてる。ズレてるけど、間違ってはいない。 空腹以外の全ての欲を薄っすら残して除去する。 お金が在るから貧しくなる。 ビッグマックを30個、テイクアウトで。 これは世界平和の入り口のイリュージョン。 わりと苦手で滅多に読まない村上春樹。これを読んですごい作家だと思った。 「君たちは好きにパンを食べていい。そのかわりワシは君たちを呪ってやる。それでかまわんかな」 ワーグナーを出してくるのはヒトラー由来だったりして? 夫婦が『ねじまき鳥クロニクル』に繋がるとのことで。そのうち読むメモ_φ(・_・

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2026/01/16

「殺っちまおう」と相棒は言い、「もう一度襲うのよ」と妻は言った-。村上春樹の初期作品「パン屋襲撃」「パン屋再襲撃」を改稿・改題し、ドイツ気鋭画家のイラストを添えて収録。 オリジナルの「パン屋最終撃」は家にあったし読んだことは覚えているものの、内容は全く記憶になかった。村上春樹本...

「殺っちまおう」と相棒は言い、「もう一度襲うのよ」と妻は言った-。村上春樹の初期作品「パン屋襲撃」「パン屋再襲撃」を改稿・改題し、ドイツ気鋭画家のイラストを添えて収録。 オリジナルの「パン屋最終撃」は家にあったし読んだことは覚えているものの、内容は全く記憶になかった。村上春樹本人のあとがきによれば「早稲田文学」の1981年10月号に掲載された作品だという。だいぶ初期の作品だけれど十分に「らしさ」は感じられる。 (B)

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2025/12/14

村上春樹さん 新潮社2013年2月発行 イラスト カット・メンシックさん イラストと相まって柔らかい作品 パン屋を襲撃した夫婦は、少し姿を変え、「ねじまき鳥クロニクル」の世界へと歩みを進めていくようだ。 と、あとがきにあったので、「ねじまき鳥クロニクル」を読まなきゃ

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2025/11/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『パン屋再襲撃』は読んだことがあったけど、その前の話である『パン屋を襲う』ははじめて読んだ。空腹でパン屋を襲う二人組とワーグナーを聞くことを条件にパン食べさせるパン屋の主人。不思議な世界。その後の話も不思議な展開。面白いな~。

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2025/11/07

ジョン・レノンの死は確かにショッキングだった。しかしそこからこんな話が出て来るのか?よく分からなかった。ビックマックは食べたくなったが。宣伝?

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2025/09/29

挿絵がふんだんに用いられ、ちょっと珍しい形の本。通勤の間に読み切ってしまうくらい短い本でしたが、それなりに楽しめました。

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2025/09/13

海辺のカフカ以来の村上春樹さん。 海辺のカフカが私にはちょっと難しかったけど、「パン屋を襲う」はすごく薄かったので読んでみることに。 あっという間に読めましたが、ところどころ、これはどういうことだ?と思う箇所あり。 なんだか実体がないというか、もやのようなふわっとしたお話だった...

海辺のカフカ以来の村上春樹さん。 海辺のカフカが私にはちょっと難しかったけど、「パン屋を襲う」はすごく薄かったので読んでみることに。 あっという間に読めましたが、ところどころ、これはどういうことだ?と思う箇所あり。 なんだか実体がないというか、もやのようなふわっとしたお話だったなと感じました。 印象には残らず、どんな話かも忘れてしまうけど、ふとした時に思い出しそうな感じ。 そもそも意味を見出すこと自体が違うのかもしれないですが…。 これから少しずつ村上春樹作品を読んで自分なりの楽しみ方を見つけていきたい。

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2025/09/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

初、村上春樹。これがあの村上春樹か。なるほど。これが。 詩人だとか奇抜だとかハルキストだとか噂だけで貴方を想像していた。だから短い本を選んだ。 そして貴方はそれでも想像に偽りないインパクトを残した。言い回しが頭に引っかかる。展開がまるで夢の中での白昼夢。 正直、表現が違っていたら感想も違っていた気がするほど、この作者だからこその面白さがあった。あと、絵本のように添えられたイラストも良かった。

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2025/08/14

村上春樹さんの本を読んだことなく、まさかの『パン屋を襲う』から読んだ。 独特の喩え、表現方法に最初は戸惑いながら読んだものの、少しずつ慣れてきました。でも普段あまり例えないような言葉も多かった印象。 ストーリーは、すごく面白かった。 この本で村上春樹の世界観が全て分かるわけではな...

村上春樹さんの本を読んだことなく、まさかの『パン屋を襲う』から読んだ。 独特の喩え、表現方法に最初は戸惑いながら読んだものの、少しずつ慣れてきました。でも普段あまり例えないような言葉も多かった印象。 ストーリーは、すごく面白かった。 この本で村上春樹の世界観が全て分かるわけではないと思うので、これから、少しずつ読んでいきたい。

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