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アクション映画バカ一代 の商品レビュー

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2022/12/20

日本一のアクション・バカが体験した現場の数々!ドニー・イェン、サモ・ハンほかアクションスターも多数登場。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)谷垣/健治 1970年10月13日奈良県生まれ。倉田アクションクラブで学び、93年に単身アクションの本場香港へ。ドニー・イェンのもと...

日本一のアクション・バカが体験した現場の数々!ドニー・イェン、サモ・ハンほかアクションスターも多数登場。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)谷垣/健治 1970年10月13日奈良県生まれ。倉田アクションクラブで学び、93年に単身アクションの本場香港へ。ドニー・イェンのもとで多くの作品を経験し、アクション監督になる。『香港スタントマン協会』唯一の日本人会員であり、また日本でも「日俳連アクション部会」委員長をつとめる。 ジャッキー・チェンに憧れ、倉田保昭アクションクラブでアクションの基礎を学んで単身香港に渡って様々な撮影現場で経験を積み、最後の本格派ドニー・イェンの下で撮影や演出の経験を積み現在に至る。 日本と香港の合作映画「修羅雪姫」のきっかけは、以前アクション指導をした日本映画のプロデューサーからの依頼であること。 女性の美しいアクションの撮り方は、女優に悲壮感あふれる演技を込めること。 釈由美子は、チャン・ツィイーのように強さの中に儚さを秘めた魅力があった。 「SPL」では、どのように決められた立ち回りに段取りを感じさせない真剣勝負テイストを込めて見せるかを心掛けた。つまり最初から命を奪いにいくように見えるアクションを心掛けた。 ドニー・イェンのカンフーアクションは、ここぞという時に物事を上手くまとめたり、先輩を上手くおだててより面白いアクションを作るのが上手いこと、そしてちょっとした動きでもドニーしか出せないかっこよさとオリジナリティがあること。 ジャッキー・チェンのアクションの凄さは、アクションが上手いだけでなく芝居も入れてリアル感を出せること。 「イップ・マン」では、アクションとドラマの融合や一体感を心掛けた。 「イップ・マン」の、物静かで強さを感じさせないけど戦えば強いというギャップは、ドニーの実像そのもの。 「捜査官X」では、クラシッククンフーと「羅生門」のようなミステリーをミックスしたカンフー映画を目指した。 「レジェンド・オブ・フィスト」では、中国の検閲のせいでスーチーのシーンが結構カットされている。中国のスタントマンがドニーの高度な要求に応えられず、結局日本や香港のスタントマンがドニーのアクションの相手をやらざるを得なかった。 「スペシャルID特殊身分」の撮影の監督交代やチウ・マンチェク降板をきっかけにしたネット炎上などのすったもんだなど、アクション映画の撮影現場の裏側やアクションスターの素顔が満載なので、アクション映画好きには必読書です。

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2018/01/08

撮影を通じて俳優やスタッフ、出来上がった作品に対して抱いた感想を、良い悪いを含め、美化せず正直に書いているのが素晴らしい。

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2014/09/18

前作がとても面白かったんで買ってしまった。香港アクション映画界の裏側すべて見れます。ドニー・イェンのファン必読。

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2014/07/25

ここ一年買った本の中でも一番面白かった! 谷垣さんを認識したのがごく最近なので「この作品も……あの作品も!?」と驚くことしきり。香港映画の字引として、映画の裏話本として、1人の情熱溢れる映画人の伝記として、どれとしても最高の一冊です!

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2014/03/07

一瞬の勇気と長年の努力。 アクション映画の裏側が丸裸になっていて面白い!率直な意見がこれまた面白い。アクション映画が更に面白くなりそう!!

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2013/10/19

ジャッキー・チェンに憧れて、香港に身一つで渡った男の一代記(途中)。 さらっと書かれているけれど、けっこうとんでもないことやってて面白い! 映画「るろ剣」のアクション監督です。 熊本県立大学:トルコ石

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2013/07/14

アクション映画の裏話的なことが書いてあるのも面白いけど、著者のまっすぐで明るい人柄が丸出しで、読んでて楽しかった。 あとジャッキーのエピソードが泣ける。

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2013/02/28

日本人初の香港スタントマン協会所属俳優から、アクション監督へと進化した”アクション健ちゃん”こと谷垣さんによるアクション映画讃歌。ドニー・イェンを中心とした香港アクション映画の新時代や、昨年の「るろうに剣心」の成功に至るまでのアクション監督としての日本映画での挑戦は、非常に読み応...

日本人初の香港スタントマン協会所属俳優から、アクション監督へと進化した”アクション健ちゃん”こと谷垣さんによるアクション映画讃歌。ドニー・イェンを中心とした香港アクション映画の新時代や、昨年の「るろうに剣心」の成功に至るまでのアクション監督としての日本映画での挑戦は、非常に読み応えがある。アクションはうっかりすれば軽んじられてしまうところがあるのだけど、苦難も事故もあったとしても、やっぱり作り手も愛をこめて走ったり殴ったり蹴ったりしてるもんだよな。これまでなんとなく観てきたアクション映画たちを、改めて見直したくなったよ。

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