ラマナ・マハルシとの対話(第2巻) の商品レビュー
本屋で購入した3巻から読み始めて、1,2巻は取り寄せて読了。 飽きるかとも思ったけれど、いろいろな質問者が現れて、また違う質問をするので、最後までそれなりに面白く読める。 中には自分の息子の遺骸を運んできて、「マハルシ師が生き返らせてくれた夢を見た、何とかしてくれ」という人まで出...
本屋で購入した3巻から読み始めて、1,2巻は取り寄せて読了。 飽きるかとも思ったけれど、いろいろな質問者が現れて、また違う質問をするので、最後までそれなりに面白く読める。 中には自分の息子の遺骸を運んできて、「マハルシ師が生き返らせてくれた夢を見た、何とかしてくれ」という人まで出てくる。 時は第二次世界大戦の直前。 師は戦争を心配する人にも真我発見を勧める。 階級差別を嘆く人にも真我発見を勧める。 インドには、哲学的用語というか、理念を表す言葉が実に豊富あるようで、ある意味インドという国の側面というか、芯の部分を見たような気がする。 師は沈黙の聖者と呼ばれていたけれど、しゃべるときはしゃべるし、聖典などにも実によく通じているのがわかる。 この宇宙はブラフマンである。 私の中のアートマンと一体である。 そのままなんだけどなー。
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