クラスメイトの美母娘 の商品レビュー
褒め言葉としての大いなる王道の巽マンネリズム
本作が巽作品初見の方へ:コミカルで胸キュンな官能ラヴストーリーです。 巽作品を多数既読の方へ:いつもの巽誘惑作品です。 36歳ながら可愛らしさを振り撒く天然系熟女な母と、絶妙なツンから次第に恥じらいのデレを見せる娘(主人公のクラスメイト)という母娘ヒロインがお互いに嫉妬し...
本作が巽作品初見の方へ:コミカルで胸キュンな官能ラヴストーリーです。 巽作品を多数既読の方へ:いつもの巽誘惑作品です。 36歳ながら可愛らしさを振り撒く天然系熟女な母と、絶妙なツンから次第に恥じらいのデレを見せる娘(主人公のクラスメイト)という母娘ヒロインがお互いに嫉妬しながら最後は競演的共演を果たす官能誘惑ラヴストーリーと言える。登場人物のキャラ設定や全体の構成、ストーリー展開などに新味は特に無く、安心して読み進められる王道の巽作品とも言えよう。 しかし、本作には要素というか属性というか、ある意味ヒジョーにイマドキチックなファンタジー特性をヒロインに付加しており、これにより斜に構えれば「作者の趣向を反映させ過ぎだろー」とか「これって公私混同じゃね?」といった類いのツッコミも否めないのだが、素直に見れば夢のような情交シチュエーションが繰り返される素敵展開と言うこともできる。 一目惚れと言えばそれまでだが、その第一遭遇というか、最初の誘惑が少々安易に感じられるものの、母の序盤、娘の中盤、みんなの終盤という大きな流れの中で、それぞれの出会いから関係の構築、そして、ヤり捲りの爛れた日々という官能面がしっかり盛り込まれている。
DSK
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