連れ猫 の商品レビュー
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ネコ☆ネコ☆ファンタジア。 とかいうタイトルなら納得。 それが「連れ猫」なんて意味ありげなタイトルがついていて、ついつい読み始めてしまった。 まず冒頭のシーンで、手が砂糖でベタベタになった描写のところから、だから何なのっと思ってしまい、完全にネガティブモードに入ってしまった...
ネコ☆ネコ☆ファンタジア。 とかいうタイトルなら納得。 それが「連れ猫」なんて意味ありげなタイトルがついていて、ついつい読み始めてしまった。 まず冒頭のシーンで、手が砂糖でベタベタになった描写のところから、だから何なのっと思ってしまい、完全にネガティブモードに入ってしまった。そこから虐待と何の魅力もない女性の話、しまいには猫語りが始まった…! 猫語りなんだけど、テレビを見たとかで人間社会のことをよく知っているから、猫目線というのも何か違うし…何を表現したかったんだろうか…。 猫好きからしたら、人間の都合でころころ移動させられ、傷つく猫に大変心が痛む。他の猫とテレパシーを使っていて、しかも不妊治療後にエッチしてみたかった、なんて話していると思うとホラーだし、申し訳なさで辛い。 大人が読むには、猫同士の会話は寒い。ソリチュードとロンリネスという、絶望的なネーミングセンス(有也くんが悪いのよね?)。結末はもやもやする。自分勝手な仮面夫婦が、いい関係っぽく離婚?豚丼屋のオーダーで、昔飼っていた猫を採用するデザイナー?猫が幽霊生活スタートして、生きている猫とまだテレパシー? 子どもが読むには、未来に希望がなさすぎる。 つまらんことを長々書いてしまう、自分との同族嫌悪かも。 偉そうにすみません。個人の感想です。
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連れ猫 題名と装填から 勝手にほんわかした話かと思っていた。 読みはじめてすぐ えっ 社会派な作品だなぁ ところが また違って 二匹の猫を主人公にした 人の暖かさ 怖さを表した 面白い1冊でした。
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DV男とか吉野先生にしては、痛々しい人間の内面が多かったかな。 あと人間の目線と猫目線で交互に話が進むのがね、新鮮でしたね。最近はこういうの読んでなかったなあ。 あとわりとスピリチュアルなオチというか・・・猫だからかなあ、霊的な展開は・・・。
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「連れ猫」吉野万理子◆「孤独」という意味の名をつけられたアメショーと三毛猫。彼らの目を通して見た人間は幸せだろうか、そして彼らの幸せはどこだろうか。主人公・亜沙美の恋バナをぐだぐだ聞かされてる感じに辟易して、DV男のくだりなどはザッと読んでしまった。近くにいる人を大切にしたい。
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2014.4.17 読了 完全にタイトルと表紙の絵に 惹かれて借りたんですが。 旅猫リポート(内容は違うよ!)のように 猫視点で 語られる。 途中 とても 読むのが辛い場面も 少しあったのですが、 孤独とどう 向き合うか、 それは 人間にも 動物にも同じで。。。 ラストは...
2014.4.17 読了 完全にタイトルと表紙の絵に 惹かれて借りたんですが。 旅猫リポート(内容は違うよ!)のように 猫視点で 語られる。 途中 とても 読むのが辛い場面も 少しあったのですが、 孤独とどう 向き合うか、 それは 人間にも 動物にも同じで。。。 ラストは なんか皆 強引に 前向きに落ち着かせた感がありますが。。。 猫たちの 雰囲気は 始終 好きでした。 ほんとに こんな風に 思ってるんだろうか。。。^_^
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我が家には16歳になる猫がいます。 この作品を読んで思わず彼女の顔を見てしまいました。 孤独と向き合って生きているんですね、みんな。
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良い孤独と、悪い孤独。 そういう意味の名前をつけられた二匹の猫。 アメショのオスのソリチュードと、三毛猫のメスのロンリネス。 もともとは、横暴で自己中心的な有也に飼われていた二匹だったが 彼の恋人の亜沙美にひょんなことからロンリネスだけが引き取られた。 ロンリネスは、亜沙美の結婚のために、彼女の母がいる北海道に引き取られ その母の死後は、ペンションを経営する夫婦のもとへ。 有也の家を出て、野良猫として生活をはじめたソリチュードは、弱っていたところを猫カフェの店長に保護された。 それぞれの人達が抱えていた孤独とわだかまり。 たくさんの孤独を見てきた二匹は、離れていても互いと通信する術を知っており、長い年月をかけて再会するまでの道のり。 猫同士が会話しとるよ。 あんまりこういう設定ってないから、ほほうって感じ。 人間の都合であっちこっちに連れ回される動物はつらいよねー。 有也があんなDV虐待キャラなのはちょっとよくわかんないけど 人間が孤独に飢えていようがなんだろうが、猫っていうのはもっと気楽に生きているんだろうなー。 猫ってかわいいよねー)^o^(
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いい孤独・ソリチュードと 悪い孤独・ロンリネス そんな名前をつけられた2匹の猫と 孤独にもがく人間たち。 終盤の大団円があまりに急すぎるけど そうは思いつつもぐっときた。 昭樹君のその後が描かれてないのが残念。 【図書館・初読・10/10読了】
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登場する主要な人物達が皆、浅慮だったり身勝手だったり頑なだったりと、神経を逆撫でさせられるような読み心地でありました。救いはソリチュード・ロンリネス、2匹の猫達が何とかそれなりに自分の居場所を見つけられた事でしょうか。最後は登場人物たちが大団円に納めようと急に“いいひと”っぽく変...
登場する主要な人物達が皆、浅慮だったり身勝手だったり頑なだったりと、神経を逆撫でさせられるような読み心地でありました。救いはソリチュード・ロンリネス、2匹の猫達が何とかそれなりに自分の居場所を見つけられた事でしょうか。最後は登場人物たちが大団円に納めようと急に“いいひと”っぽく変ってしまったのが、人生経験を積んで丸くなったと言えばそれまでだけど、どうも…。
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