やがて、警官は微睡る の商品レビュー
シリーズ第3弾。スリリングでエンタメにあふれた作品でとても面白くて一気読み。横浜のホテルで立てこもり事件が発生し、武本刑事が巻き込まれダイハードさながらの戦いが繰り広げられる。潮崎警視は神奈川県警にいて、新しい部下二人と絆ができてて良かった。
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前作よりも後味はよかった。分厚い本だったけど、そのほとんどが1日のうちの数時間の出来事だったと気づいて驚いた。面白かった。
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開業して僅か一週間のホテルで絵画の売買交渉をしていたグループが襲われる。 時系列として考えられるのは: - ホテルは開業のかなり前から予約を取っていた。 - そこへ襲われたグループが絵画の取引をするため予約を入れた。 - それを嗅ぎ付けたオープン屋などの、ホテルを襲ったグループを...
開業して僅か一週間のホテルで絵画の売買交渉をしていたグループが襲われる。 時系列として考えられるのは: - ホテルは開業のかなり前から予約を取っていた。 - そこへ襲われたグループが絵画の取引をするため予約を入れた。 - それを嗅ぎ付けたオープン屋などの、ホテルを襲ったグループを操っている老人が売買交渉をしていたグループを襲うよう計画を立てる。そしてオープン屋などをホテルの従業員として送り込む。 - 小説中のニュアンス(他の従業員との信頼関係など)ではオープン屋は少なくとも2・3ヶ月はホテルで働いていたようだ。 - 絵画の売買交渉の会場としての予約はそれよりも前、黒幕の老人が嗅ぎ付けるよりも前でなければならない。 - いつホテルの予約をしたのか?開業の3・4ヶ月も前に予約を入れていたのか?オープン屋がどのような経緯でいつ雇用契約を結びいつから働き始めたのか?どうも時系列がうまく繋がらない。 守るべきものは高々絵画だ。この時に回収できなくても他にもチャンスはあるだろうし、なぜこんなに何人も人を殺しこんな大事件を起こしてまで拘らなければならないのかきちんと説明されていない。 売り手から直接買い取ることは出来ないのか?このような荒っぽいやり方で強奪した方が遥かに安上がりなのか? ホテルを襲う理由付けとして、無理やり考えたとしか思えない。絵画の所有者がナチと繋がりがあり購入希望者もユダヤ人の元所有者に敬意を払わないから、としてもやり過ぎも甚だしいとしか感じられない。
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そして警官は~などのシリーズ。 久しぶりに読む。 設定は、個人的には「うーん・・・」だけど、 読み応えはあり。 警察側の登場人物は、 お互い敬意を払っている人が多く、ま、いいか。 最後はちゃんと微睡んだ。
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シリーズものなんだけど。 前2作、勿論読了したんだけど微塵も覚えてない。 「面白かった!」ってことは覚えてるんだけども。 で、今回も一気読み。どれくらい一気かというと、午前中に読み始めて夕方に読了。それくらい。
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今までのシリーズはどこか現実と地続きの部分が感じられて、臨場感があったのですが、今作は完全に小説の世界という感じでう~ん。 まあ、それなりに楽しめたんですけどね。
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テロリストが占拠するホテルを、たまたま居合わせた刑事が活躍するという、王道だけど最高に楽しいストーリー。 終わりも、少し含みを残しながらも良く、タイトルも秀逸。
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シリーズ第3。スピーディーで楽し。謎は残るな。 2016.2.27
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ずっと前に読んだ,「それでも,警官は微笑う」「そして,警官は奔る」に続く,堅物の武本と飄々としたエリート潮崎の2人の警察官が活躍するシリーズもの。 警察官の娘の磯谷はるかとのお見合いを早々に切り上げた武本は,ホテルの異変に気づき,ホテルの従業員と安全を確認しにいく。 犯人の設...
ずっと前に読んだ,「それでも,警官は微笑う」「そして,警官は奔る」に続く,堅物の武本と飄々としたエリート潮崎の2人の警察官が活躍するシリーズもの。 警察官の娘の磯谷はるかとのお見合いを早々に切り上げた武本は,ホテルの異変に気づき,ホテルの従業員と安全を確認しにいく。 犯人の設定にあまり現実味がなく,いまいち入りこめない。
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