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ある防衛大学校生の青春 の商品レビュー

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2018/11/17

防衛大学校第12期生の木元寛明氏の「ある防衛大学校生の青春」、2013.3発行。文字通り、昭和38年4月防衛大学校に入校した若者の防衛大学校での勉学、クラブ活動、訓練、そして淡い恋・・・、そんな青春の日々が著者の経験をもとに詳細に描かれています。岩田豊雄(獅子文六)氏の「海軍」(...

防衛大学校第12期生の木元寛明氏の「ある防衛大学校生の青春」、2013.3発行。文字通り、昭和38年4月防衛大学校に入校した若者の防衛大学校での勉学、クラブ活動、訓練、そして淡い恋・・・、そんな青春の日々が著者の経験をもとに詳細に描かれています。岩田豊雄(獅子文六)氏の「海軍」(1942年)を少し思い出しました。

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2014/03/02

 防大卒の元自衛官による、1960年代を生きた防大生の青春を描いた物語。勉強のこと、友人のこと、恋愛のこと、将来のことに悩みながら生きる青年の、文字通りの「青春」が描かれている。  正直、元自の人が書いた小説とかって面白いんだろうか、と半信半疑で読みだした。あまりおれが小説を読ま...

 防大卒の元自衛官による、1960年代を生きた防大生の青春を描いた物語。勉強のこと、友人のこと、恋愛のこと、将来のことに悩みながら生きる青年の、文字通りの「青春」が描かれている。  正直、元自の人が書いた小説とかって面白いんだろうか、と半信半疑で読みだした。あまりおれが小説を読まないし、ベタな青春物語を読んだことがないというのもあるのだろうけど、意外と楽しめた。当時の知的で聡明な防大生というのが描かれている。今はこんな学生いるんだろうか、と思う。主人公の青春時代の物語であると同時に、当時の社会情勢を防大生の視点から見るという内容が多い。  新品小隊長が部下であるベテラン鬼軍曹から逆評価されるという話(p.297)は厳しいなあ、と思った。(13/02/--)

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