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江戸の刑罰 の商品レビュー

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2020/06/23

超大ロングセラーの1冊。新書版の初版が昭和39年、読んだのが平成4年第52版。 内容的には淡々と戦国時代頃から始まって江戸時代までの罪人の裁き方が語られる。単なる刑罰だけでなく、現代のような厚生の意図がある程度推測できるもの、そうでないものといった、背景思想への言及等は興味深い。...

超大ロングセラーの1冊。新書版の初版が昭和39年、読んだのが平成4年第52版。 内容的には淡々と戦国時代頃から始まって江戸時代までの罪人の裁き方が語られる。単なる刑罰だけでなく、現代のような厚生の意図がある程度推測できるもの、そうでないものといった、背景思想への言及等は興味深い。 初耳情報としては、江戸時代の「牢屋」は、未決囚の拘置場所であり現代の刑務所とは全く異なるものであること。時代劇では一般的な拷問は、取調官の能力不足を物語るものと見做されるため、実際には行われることは稀だったこと等。 「江戸の刑罰」(中公新書、石井良助著) Day174 https://amzn.to/2B2U6ur

Posted byブクログ

2013/05/07

江戸時代の牢屋の仕組みや日常、刑罰の仕組みについて解説した本。「大岡越前」や「遠山の金さん」などの時代劇のような裁きがされていたわけではないのですね。勉強になります。

Posted byブクログ