ニッケルオデオン 緑 の商品レビュー
設定とか普通じゃなくてテイストも色々なんだけど、なんか好き。初めて読んだ時に「そういうことかー」ってなって、(3冊通して)また読み返したくなる。あと、絵が好き。 緑が一番好きかもしれないです。特に、 ・コロンバインで給食を ・遊星より愛をこめて ・ヒッキー&ガッキー 短いけどドラ...
設定とか普通じゃなくてテイストも色々なんだけど、なんか好き。初めて読んだ時に「そういうことかー」ってなって、(3冊通して)また読み返したくなる。あと、絵が好き。 緑が一番好きかもしれないです。特に、 ・コロンバインで給食を ・遊星より愛をこめて ・ヒッキー&ガッキー 短いけどドラマがあって、人を大切に思う気持ちとか優しさを感じて、印象的に残ってます。
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短編漫画集でありながら その完成度の高さから サブカル好きの間で密かに話題となった(赤)版に続く第2弾。 いやぁ~、これ大好きなのですよ(笑) ニッケルオデオン(昔アメリカで流行った庶民的な小さな映画館)のタイトルどおり、 SF、ホラー、恋愛、ナンセンス、寓話、ファンタジーものなど、 キレ味鋭い8P読み切りショートが13編収録されています。 僕が印象に残ったのは、 人生をやり直すために何度も飛び降りる少女。 薄れゆく意識の中、彼女が見つけた真実とは… 『コロンバインで給食を』 流れ星に祈った願い事が叶うとき、 少女たちの世界は淫靡で酒臭い宴会と化す…(笑) 『飲酒番長』 愛する男友達のために公園に爆弾を仕掛ける少年が切ない 『遊星より愛をこめて』 ゴミ屋敷に一人で住む少女と そんな彼女に毎週プリントを届けるクラス委員の少女との最後の一日。 二人の少女たちは、文京区が誇る史上最強のサイクロンゴミ粉砕機ダスキン=ホフマンに真っ向から挑む! 『ヒッキー&ガッキー』 歳上の女学生を好きになった天使見習いの少年。 失恋した女学生を前に 少年の切ない想いは届くのか… 『カミサマソロギィ』 村を災害から救うため、神様への貢ぎものとなった青年と 神様との悲恋を描いた 『水神岩』 病院の待ち合い室で出会った、 生れつき精子に異常がある少年と 生れつき片方の耳が聞こえない少女の刹那の恋に涙した 『パラノイドアンドロイド』 かな。 それにしても、道満さんはスゴいよ。 わずか8Pの短編漫画にもかかわらず、 すべてにオチがあって、 なおかつ、どの作品も読後に深い余韻が残る作りになっていて、 登場人物たちのその後の人生に想いを馳せてしまう。 空間認識能力に優れてるだろうことが分かるカット割りや物語の構成の仕方など 実に映画的だし、 漫画家じゃなく映画やアニメの監督をやってもスゴい人になってただろうと思う。 エロにブラックに自殺願望に百合にBLにコメディと なんでも来いの そのストーリーの柔軟さと引き出しの多彩さ、 そして、なんと言ってもそのキュートな絵柄の魅力に もうメロメロです(笑) (少しずつ、赤版や青版とも話が繋がっているのも、ファンにはたまらない魅力だと思う) 何度も読み返したくなる短編漫画って そうそうないので、 一家に一冊、家宝認定でよろしいんじゃないでしょうか(笑) (よし、次は青版だ!)
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空を抑えるバイトとカエルになった女の子の話が特に印象的でした。道満晴明先生は素晴らしい漫画家ですがやはりショートショートが素晴らしいなと感じました。もう一回青を読み直そうと思います
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ブラックだったり悲しかったり美しかったり、人に薦めるとき困るバラバラさなんだけど、全編ショートショートのツイストの魅力が詰まってる。短編サスペンスでもある「契約」が特に好き。
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なんと上手く8ページにおさめるものだわー! 天晴れですよ。 かなり好きなのいっぱいです、緑! 遊星より愛をこめて が一番好き。名作じゃな~い?
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余韻を残す短編集の二巻目。 どれも甲乙付けがたい良作。 『カミサマレガシィ』『飲酒番長』が好み。
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読後感が変わっているのはいつも通り。ただエロ方向の方が面白いかな。知識的には同い年ネタが多くてオッサンホイホイ。
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この人の描く、 「イケメンのロリコン」 って、どうしてこんなに完成度高いんだろう… 【赤】の「カクリヨジョウウント」や、 「ぱら☆いぞ」のあの人もそうだけど。 そして諸々のネーミングすごいなー。ダスキン=ホフマンとか。
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購入。 雰囲気は【赤】と変わらず。 数ページの読み切りが集まった本。 中には【赤】からのシリーズになっているものもあるが、基本的に1話だけでも読めるようになっている。 独特の絵柄とストーリーの展開。 切ない、可愛い、グロテスクだけど可笑しい、そんな話の数々で、童話のようだなとも...
購入。 雰囲気は【赤】と変わらず。 数ページの読み切りが集まった本。 中には【赤】からのシリーズになっているものもあるが、基本的に1話だけでも読めるようになっている。 独特の絵柄とストーリーの展開。 切ない、可愛い、グロテスクだけど可笑しい、そんな話の数々で、童話のようだなとも感じた。 【赤】同様グロテスクな描写があるので、苦手な人は気を付けて。
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2013 6/1読了。新京極のヴィレッジヴァンガードで購入。 発売されたの忘れて買わずにいた本。ヴィレヴァンで出ているのに気づけたので慌てて購入。 道満晴明成分を存分に補給できていい感じな短篇集、2冊め。 一番最初の話と、催眠術で記憶を消したがる初恋少女の話、悪魔の話とかがなんか頭に残る感じ。 あとこっちといい、ヴォイニッチホテルといい、タイトルの付け方が秀逸だよなあ。サブカルくささ万全で。
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