いねむり先生(2) の商品レビュー
編集者に恫喝するシーンはいつもの能條先生の迫力。カリスマを描くのを得意としているが、ここでも色川氏を魅力的に描いています。
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いねむり先生こと、色川武大(阿佐田哲也)と、伊集院 静の旅打ちの様子が描かれています。 旅打ちの日の夜に、(最愛の妻の死に、小説が書けなくなった)静に対して、 > こんなふうに言うと…君は気を悪くするかもしれないけど > 私には君の小説のよさがよ...
いねむり先生こと、色川武大(阿佐田哲也)と、伊集院 静の旅打ちの様子が描かれています。 旅打ちの日の夜に、(最愛の妻の死に、小説が書けなくなった)静に対して、 > こんなふうに言うと…君は気を悪くするかもしれないけど > 私には君の小説のよさがよぉく…わかります!! と、武大が言います。 でも、それは、本当だけど、ほんとうではない言葉です。だから、二人は沈黙します。 そして、 > サブロー君…ごめん > サブロー君…私は ただ > サブロー君が小説を書いてくれたらいい…くれたらいい…… > > そう…思ってることを… > 言いたかっただけなんです と。そんな、魂と魂が応えあうシーンがたくさんあります。
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