死と神秘と夢のボーダーランド の商品レビュー
#53奈良県立図書情報館ビブリオバトル「眠」で紹介された本です。 サンジョルディの日にちなんで2部制の内の1部。 1部は通常のビブリオバトル、2部は奈良県内の書店員さんによるエキシビジョンマッチでした。 2015.4.18 https://m.facebook.com/story...
#53奈良県立図書情報館ビブリオバトル「眠」で紹介された本です。 サンジョルディの日にちなんで2部制の内の1部。 1部は通常のビブリオバトル、2部は奈良県内の書店員さんによるエキシビジョンマッチでした。 2015.4.18 https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=1055944754419965&id=100064420642477
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生死を彷徨った際の臨死体験で幻を見たり体外離脱をしたりするのは脳の働きによるものらしい。夢を見るのと近いとか。神秘体験が科学で説明できる時代なんだなあ。これを応用して死ぬ間際の苦痛を和らげる方法が編み出されたりしないかな。個人的には夢占いが好きなので、もっと夢の研究が進んでほしい...
生死を彷徨った際の臨死体験で幻を見たり体外離脱をしたりするのは脳の働きによるものらしい。夢を見るのと近いとか。神秘体験が科学で説明できる時代なんだなあ。これを応用して死ぬ間際の苦痛を和らげる方法が編み出されたりしないかな。個人的には夢占いが好きなので、もっと夢の研究が進んでほしい。
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ボーダーランド。中間地帯。神経内科医が集めた臨死体験をもとにそのとき脳はどうしているのかを研究した結果。レム睡眠と覚醒とを切り替えるスイッチがあるんだな。そのスイッチがきれいに切り替えられなくてボーダーランドに入ってしまうと経験する不思議な現象。
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神秘体験や臨死体験は覚醒〜レム睡眠〜睡眠の切り替えが 上手く行かず、レム睡眠時の意識状態が覚醒時の意識に入り 込むことによって生じるという説を述べている本。 その考え方や理論にはある程度の説得力はあるし、否定する 材料もあるわけではないのだが、この本を読むと、どうも 状況証拠だ...
神秘体験や臨死体験は覚醒〜レム睡眠〜睡眠の切り替えが 上手く行かず、レム睡眠時の意識状態が覚醒時の意識に入り 込むことによって生じるという説を述べている本。 その考え方や理論にはある程度の説得力はあるし、否定する 材料もあるわけではないのだが、この本を読むと、どうも 状況証拠だけを見せられた、という印象をぬぐうことが できない。臨死体験・神秘体験が起こるシステムをきちんと 描き切れていないというのが大きいのではないだろうか。 新皮質ではなく、辺縁系がその重要な役目を果たしていると いうのは興味深いところではあった。
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http://scheherazadeoflight.blog.fc2.com/blog-entry-1410.html http://scheherazadeoflight.blog.fc2.com/blog-entry-1411.html http://scheheraz...
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臨死体験は意識の状態が覚醒とレム睡眠の間にあるということを様々な事例研究を通じて示している。とはいえ、死を目前に控え、なぜこの状態に入るのか?という点は研究テーマとして依然として残る。死を目の前にし、無駄なものを削ぎ落としててようやく、「中庸」という理想状態に入れるようになるのか...
臨死体験は意識の状態が覚醒とレム睡眠の間にあるということを様々な事例研究を通じて示している。とはいえ、死を目前に控え、なぜこの状態に入るのか?という点は研究テーマとして依然として残る。死を目の前にし、無駄なものを削ぎ落としててようやく、「中庸」という理想状態に入れるようになるのかもしれない。
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臨死体験、神秘体験についての本。筆者は神経内科医で科学的に考察している。しかし、哲学的、宗教的な事を否定しているわけではなく、客観的であろうと努めている印象。臨死体験神秘体験では身体から抜け出ること、別の世界を垣間見ること、大いなるものとと一体感を感じること、など体験し、それが深...
臨死体験、神秘体験についての本。筆者は神経内科医で科学的に考察している。しかし、哲学的、宗教的な事を否定しているわけではなく、客観的であろうと努めている印象。臨死体験神秘体験では身体から抜け出ること、別の世界を垣間見ること、大いなるものとと一体感を感じること、など体験し、それが深く記憶に残りのちの人生に影響を与える。その体験が覚醒状態とレム睡眠の間のボーダーランドで起こるという。fMRIやPETなどで脳の機能の局在がわかるようになり、そのような道具も用いている。また、サイケデリックな薬物による神秘体験にも言及し、薬理学的、分子生物学的な考察も行っている。少し硬いが、深みのある本と思う。
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「ニューロン以外は、7年間で全て生まれ変わる」という文中の言葉を裏返してみれば、脳は臨死体験でどの様にして走馬灯を見せるかという疑問の答えに繋がりそうだ、時間が減速するように感じる仕組みも記述されている。 脳神経科学の、経験論の基準から臨死体験の現象を分化し分析、また主旨が込め...
「ニューロン以外は、7年間で全て生まれ変わる」という文中の言葉を裏返してみれば、脳は臨死体験でどの様にして走馬灯を見せるかという疑問の答えに繋がりそうだ、時間が減速するように感じる仕組みも記述されている。 脳神経科学の、経験論の基準から臨死体験の現象を分化し分析、また主旨が込められたデータを明解に写真や図表と共に提示している為、この本を通して読むことで臨死体験の生理的メカニズムについて確かな理解を得られるだろう。 本著は終盤に近づくにつれ著名人の逸話を挙げては自身の立場から逸することなく言及していくのだが文豪のそれを神経内科医として脳のどの部位がどんな影響を与えたかを断言するのには驚かされる、批評の言葉通り挑戦的であることを実感させられるのだ、単に既出の論文の的外れさを辛口に指摘するばかりでないのが面白い。 度々出てくる言葉、見当識についてや第7章冒頭部分について知識を広めるには、アラン•ホブソンの「夢に迷う脳」をやはりお勧めしたいところだ。
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はじめにタイトルからスピリチュアル本? 思った方もいるかもしれないがそうではない 臨死体験などをしたひとの脳がそのときどんな活動をするのかという科学からの検証である 専門外の素人の私が 自身の中でおきていたものについて 漠然と繋がってお互いに影響をいるのではないかと仮説してい...
はじめにタイトルからスピリチュアル本? 思った方もいるかもしれないがそうではない 臨死体験などをしたひとの脳がそのときどんな活動をするのかという科学からの検証である 専門外の素人の私が 自身の中でおきていたものについて 漠然と繋がってお互いに影響をいるのではないかと仮説していたこと それを神経内科医の著者が脳の性質と夢、レム睡眠やナルコの特徴、明晰夢など結びつけて 説明可能にしている 私自身は体験はしているのにうのみにするでもなく 猜疑心も持っているから 逆に脳や太古の記憶により解き明かされることに ある種の安堵感となるほどそういう事だったのかと新鮮だった とはいえこれからさらなるデータと最新技術で新たに発見できることがあるだろう ちなみにどうしても神秘的に捉えたい人には不満がある本かもしれない
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