基礎からわかる 工場経理の実務 の商品レビュー
会計士の入門書だが、工場で働く会社員も知っておく必要がある知識。 普段無意識にやっている棚卸しや発注・計上業務を俯瞰して理解できる。 この本の良いところは各業種別の会計の特徴を紹介している点。 自分の業界がどうして今の会計方法を採用しているのかを理解できる。
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「実務」というのだから何か実務的な情報が得られるのかなと思い通読してみたが、実務と言えるような情報・見識はなかった。これは「実務」ではなく、要するに「教科書」を書籍化したに過ぎない。「教科書」は日商簿記のテキストや予備校の授業でも目にすることができる。実務家が本当に知りたいことは...
「実務」というのだから何か実務的な情報が得られるのかなと思い通読してみたが、実務と言えるような情報・見識はなかった。これは「実務」ではなく、要するに「教科書」を書籍化したに過ぎない。「教科書」は日商簿記のテキストや予備校の授業でも目にすることができる。実務家が本当に知りたいことは実務での悩みやその解決策だ。この手のものは本当は実際に現場で働く会社担当者が作成すべきだろうが、実際のところ書籍化となると困難な面がある。そこで橋渡しの役目を果たすのが、会計士などの士業専門家だ。その役目をうまく果たしてくれないとこの手の書籍は名著とはならない。 やはり監査法人系の書籍にこの手の情報を期待してはだめなのか。
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