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Iターン の商品レビュー

3.8

23件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

    10

  3. 3つ

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2022/10/24

いつだったか話題になっていた本だなと 概略も知らずに読み始めました。 Uターン、IターンとかのIターンかと思ってたら全然違いました。笑 ヤクザがでてくる話とかいつも読まないのですが、会社とヤクザにふりまわされる主人公がおかしく、またテンポが非常に良いのでスラスラと読み終わってしま...

いつだったか話題になっていた本だなと 概略も知らずに読み始めました。 Uターン、IターンとかのIターンかと思ってたら全然違いました。笑 ヤクザがでてくる話とかいつも読まないのですが、会社とヤクザにふりまわされる主人公がおかしく、またテンポが非常に良いのでスラスラと読み終わってしまいました。2があるようなので、続きも楽しみたいと思います!

Posted byブクログ

2020/03/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

広告代理店の営業マンの単身赴任先Q支店で、ヤクザの抗争に巻き込まれてしまう。獄中で自首のタイミングを図る組長に、広告マンらしく新聞広告の誤植でメッセージを入れるところなど面白かった。展開は荒唐無稽だけど、コミック的面白さ。

Posted byブクログ

2019/09/07

40代、望まぬこと、理不尽に思えることに多々会うけれども、逃げるではなく、渦中に思い切って飛び込めば、活路が見えてくる! そんな40おっさんへの応援歌。

Posted byブクログ

2019/08/05

「Iターン」 熱演中。 ムロツヨシ熱演中のIターン。ムロツヨシのキャラクター的にぴったしだと思っていたところ、原作は結構キツイ。とにかく狛江が不憫なのだ。コメディ要素がもっとあるかと思っていたが(これもムロツヨシが主演だから、と言うバイアス)、親会社も支店も取引先も妻も、...

「Iターン」 熱演中。 ムロツヨシ熱演中のIターン。ムロツヨシのキャラクター的にぴったしだと思っていたところ、原作は結構キツイ。とにかく狛江が不憫なのだ。コメディ要素がもっとあるかと思っていたが(これもムロツヨシが主演だから、と言うバイアス)、親会社も支店も取引先も妻も、ヤクザに絡まれる前段階からかなりキビィ。不憫過ぎる。広告業は潰しが効かないとか考える前に、絶対やめるべきだ。と何度思ったことか。なんじゃ、これは〜!である。 しかし、本丸の竜崎と岩切である。これはあかん。狛江はよくぞ頑張ったと言える。確かに、狛江は狛江なりに、ちゃんとすべき点があった。でも、怖いのは怖い。と言うか、一番やばいのは土沼印刷。取引先としてやば過ぎる。Q市とはこれほどやばいのかを示している。絶対、辞める笑。 生き地獄に陥った男のI(自分)ターンとは?を問うテーマが狛江の肩にかかっている。人生後半、どうやって自分を取り戻すか。それを体現している。本来あるべき姿を無視する会社。下っ端にミスを押し付ける、嫌がらせをするお偉い方・上司。そんな理不尽な環境を変えることを諦めてしまっていた自分。 しかし、それがなんだと反旗を振りかざす狛江。普通はこんな遣り方じゃないはずなのに、ヤクザに絡まれたことで火事場の馬鹿力が発揮されるのだ。めちゃくちゃ絶望的なとこに放り込まれた唯一の功名だろうか。にしても、絶対に嫌だな。

Posted byブクログ

2019/07/25

ごく普通のさえないサラリーマンが、ひょんなことからヤクザの舎弟になってしまいう、っていう荒唐無稽な設定だけど、面白かった。 次の展開が気になってしまった。

Posted byブクログ

2018/12/20

任侠映画とか血生臭くて観ないが、この本を読んで映画化して欲しいと思ってしまう、魅力ある本でした。 とにかく面白かった。 最後の終わり方…続編が読みたくなる。

Posted byブクログ

2018/10/09

うだつの上がらない広告代理店の冴えない営業マン・狛江が単身赴任したのは、リストラ対象の北九州支店。 思わぬトラブルからヤクザに絡まれ、あれよあれよという間に組長の舎弟になることに。気付けば堅気の仕事と土日は組事務所の住み込みに。 百貨店からピンハネし、更には銀行から金を強請り...

うだつの上がらない広告代理店の冴えない営業マン・狛江が単身赴任したのは、リストラ対象の北九州支店。 思わぬトラブルからヤクザに絡まれ、あれよあれよという間に組長の舎弟になることに。気付けば堅気の仕事と土日は組事務所の住み込みに。 百貨店からピンハネし、更には銀行から金を強請りとることに。 四十半ばの悲哀の中年サラリーマンのコミカルな北九州物語。 福澤徹三氏、ハズレなし。面白い。

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2018/10/07

序盤は、有り得ないほどドンくさい狛江にイライラしたけど。サラリーマンがこんなに異次元の体験を繰り返したら、怖いもん無くなるわ!って、すっかり引き込まれてしまった。

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2018/02/11

40代のサラリーマンの物語。 不振にあえぐ会社から左遷され、家では妻と子供に邪魔者扱いと胸が痛くなるくらい可哀想な狛江が現実に立ち向かう姿は、ちょっと勇気が出ました。

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2018/01/20

福澤徹三は、ヤクザの論理をうまく小説に取り入れる。 相手の弱みをつくり出し、そしてはめる。 そのはめ方がたくみで、従わせる。 中堅広告代理店のサラリーマン 狛江は、 北九州の支店に左遷された。 狛江は、簡単に ヤクザにはめられる。 そして、借入が どんどんと 増えていくが 単には...

福澤徹三は、ヤクザの論理をうまく小説に取り入れる。 相手の弱みをつくり出し、そしてはめる。 そのはめ方がたくみで、従わせる。 中堅広告代理店のサラリーマン 狛江は、 北九州の支店に左遷された。 狛江は、簡単に ヤクザにはめられる。 そして、借入が どんどんと 増えていくが 単にはめられるのでなく、自分もはめる側に 回って、悪事を働くが、それが 悪事だと認識していない。 いつの間にか、仕事を どんどんとることが出来るようになる。 そして、ヤクザをバックにして 出世する。 ふーむ。筋金入りブラック企業のブラック中間職となる。 みごと、返り咲くのである。

Posted byブクログ