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地下旅! の商品レビュー

3.1

17件のお客様レビュー

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2017/08/31

東京の地下鉄を舞台にした紀行。一日で地下鉄全線完乗を成し遂げた著者だが、駅を降り立ち周辺を散策するということは、これもまた大変な時間を要することだ。あとがきで書かれている「さりげなく駅から出て、自然に町に馴染む」という文を読み、大学サッカーリーグで都営三田線・本蓮沼から西が丘サッ...

東京の地下鉄を舞台にした紀行。一日で地下鉄全線完乗を成し遂げた著者だが、駅を降り立ち周辺を散策するということは、これもまた大変な時間を要することだ。あとがきで書かれている「さりげなく駅から出て、自然に町に馴染む」という文を読み、大学サッカーリーグで都営三田線・本蓮沼から西が丘サッカー場へ審判に行った時のことを思い出した。都営新宿線の項では昔の地名を残す新宿を歩きたくなった。

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2016/09/18

「女子と鉄道」等々、女子鉄としての存在感を俄然増しつつある酒井順子氏の、地下鉄探訪本。 …という内容を想像して買ってみたのですが、実態としては東京各地の街歩き記というか、隠れスポット紹介的なエッセイ集でした。酒井さんの著作としてはこれでいいのでしょうが、タイトルや装丁に若干騙さ...

「女子と鉄道」等々、女子鉄としての存在感を俄然増しつつある酒井順子氏の、地下鉄探訪本。 …という内容を想像して買ってみたのですが、実態としては東京各地の街歩き記というか、隠れスポット紹介的なエッセイ集でした。酒井さんの著作としてはこれでいいのでしょうが、タイトルや装丁に若干騙された感も否定はできません。 広い東京にはまだまだ知らない場所がいっぱいあるもので、一章、もとい一駅毎に新たな発見をしたような気分になれました。早速有楽町の交通会館に行ってみましたが、著作通りのバラエティ豊かなテナント群に、くらくらさせられました。 筆致が淡々かつパターン化しているきらいもあるため、じっくり読むには若干物足りないですが、コーヒー片手に東京の片隅に思いをはせる、そんな時間の過ごし方も優雅なのかもしれません。

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2016/08/06

ずーーーっと1年くらい、いつでも読めるような場所に置いておいた。 でも借りた本とか読んでたら、後回しにしてしまってやっと読みました。 東京に住んでいた頃が凄く懐かしい今日この頃。 こういう本を読んで都会を感じるのです。 小石川植物園、大好きな場所でした。

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2015/09/10

タイトルは「地下足袋」のモジリなんでしょうかね? 地域的によく利用しますが、地下鉄系のエッセイって余り見ない気がするので手に取ってみました。 各駅で地上を散策することは余り無いので実態感は共有できませんでしたが、「ああ、そんなモノがあったんだ」と思わされたり、駅のイメージは掴める...

タイトルは「地下足袋」のモジリなんでしょうかね? 地域的によく利用しますが、地下鉄系のエッセイって余り見ない気がするので手に取ってみました。 各駅で地上を散策することは余り無いので実態感は共有できませんでしたが、「ああ、そんなモノがあったんだ」と思わされたり、駅のイメージは掴めることも多く、まさにちょっとした地下旅気分を味わえました。 東京以外の地下鉄にも乗ってくれていたのは嬉しかった。 やっぱり地域の違いってありますね。 地下鉄は生活に近い場に何気なくポッコリと駅があったりするので、ギャップが大きいのが楽しいですね。

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2014/09/10

【地下鉄に乗れば、どこへでも行ける!】鉄道好きとして名高い著者が今回取り上げたのは「地下鉄」。独自の基準で選んだ名所をメトロを使って巡り尽くす、新東京ガイドです!

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2014/08/31

都心に住んでいる身としては、東京都内への小旅行も楽しそうだなと思わせる本だった。 その小旅行を地下鉄で行くというのが面白い。 面白そうな地域が、地下鉄の駅からすぐにあるというのも新しい発見だった。 また、地下鉄が走っているのは、全国的にみても、札幌、仙台、横浜、名古屋、京都、大阪...

都心に住んでいる身としては、東京都内への小旅行も楽しそうだなと思わせる本だった。 その小旅行を地下鉄で行くというのが面白い。 面白そうな地域が、地下鉄の駅からすぐにあるというのも新しい発見だった。 また、地下鉄が走っているのは、全国的にみても、札幌、仙台、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸、福岡などの限られた都市にしか、独立した公営の地下鉄がないというのもなるほどと思った。 地方都市の地下鉄を乗ってみたいと思うのとともに、東京の地下鉄は便利である反面、路線が多すぎて逆に使いにくいのかなとも思った。 選択肢や情報が多すぎると迷ったりしてしまい、逆の意味で情報弱者になってしまうのと同じで、路線が多すぎて失ってしまっているものもあるんじゃないかなと想像してみた。

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2013/12/14

最近の酒井氏の著作は鉄道関連のものが多いですね…といっても別に鉄オタといった感じではなくてまあ、にわかオタみたいな立ち位置らしいのですが…。 ヽ(・ω・)/ズコー 僕も色々な路線を利用したいナー、などと漠然と思ってはいるんですけれども、行動に移さない人間でして、そういった人...

最近の酒井氏の著作は鉄道関連のものが多いですね…といっても別に鉄オタといった感じではなくてまあ、にわかオタみたいな立ち位置らしいのですが…。 ヽ(・ω・)/ズコー 僕も色々な路線を利用したいナー、などと漠然と思ってはいるんですけれども、行動に移さない人間でして、そういった人間からしてみれば本書は非常に役に立つ書、でした! ヽ(・ω・)/ズコー ただ酒井氏と違って自分は全然地下鉄に思い出みたいなものはないのですが…それはこれから作ればイイじゃん! ってなわけで僕も近々地下鉄デビューしたいですね…なんでも酒井氏曰く、地下鉄に乗っている時は読書が捗るみたいなので…行くっきゃないっす! といった気持ちにさしてくれる本でした。おしまい。 ヽ(・ω・)/ズコー

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2013/10/22

部類の鉄道マニアでもある酒井順子さんによる東京地下鉄紀行+α。私も地下鉄は大好き。木のエスカレーターで延々と地下に潜って行ったロンドンの地下鉄や、ルーブル駅は別格としても、いずれもシャレた装飾のパリの地下鉄。ローマやミラノはあまりパッとしないが、その代わりにトラムがいい。さて、東...

部類の鉄道マニアでもある酒井順子さんによる東京地下鉄紀行+α。私も地下鉄は大好き。木のエスカレーターで延々と地下に潜って行ったロンドンの地下鉄や、ルーブル駅は別格としても、いずれもシャレた装飾のパリの地下鉄。ローマやミラノはあまりパッとしないが、その代わりにトラムがいい。さて、東京の地下鉄だが、私も全線を完乗し、全駅に降り立ってみたい。いずれは、と思うのだが。今回、この本を読んでみて、私には新宿線が一番馴染みがない。そして、まだ降りたことがなく、是非にと思ったのが南千住。目当てはもちろん「尾花」の鰻だ。

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2013/08/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『地下鉄の閉塞感、胎内感が好き』と酒井さんは書かれていたが 地下鉄のキモはまさにそこにあって その閉塞感ゆえ好き嫌いが分かれる、ということに 図らずも気づいてしまった本でもあった。 関東の私鉄沿線に住む自分としては 都心に出るのに便利だと思うのは私鉄から乗り入れている地下鉄で 小さい頃から馴染みがあるのもやはり地下鉄だった。 窓の外に景色がない、という閉塞感にもある程度慣れているが いろいろしんどくなってくると地下鉄に乗るのが苦痛になって 同じルートをバスに替えて乗ってみたりした。 そういう意味では自分にとって地下鉄はある種のバロメーターだったのかもしれない。 『胎内』という捉え方は全く頭になかったので逆に新鮮だった。 番外編の地方の地下鉄も、その半分には乗ったことがあるという事実に吃驚。 乗ってないのは香港と京都と札幌と神戸。 名古屋の鶴舞線も乗ってないや。東山線は乗ったけど。 首都圏で生活していると、地方の交通系カードの差異だとか 女性専用車の位置が違っていたりとか、いちいち新鮮でワクワクできるのが楽しい。 そういうワクワク感を酒井さんの筆致から感じることができて楽しかった。 ひとつ解せなかったのは、東京メトロの項で 何故か東西線だけが弾かれていた、ということ。 地下鉄といいつつ半分くらいは地上を走っている路線だから 仕方ない部分はあるのかもしれないけど ホントにひとつだけポコッと抜けてたのが悲しかった。 申し訳ないけどそういうわけで☆4つのところをひとつ減の3つ。

Posted byブクログ

2013/08/22

図書館で借りました。 電車、中でも地下鉄大好きな酒井さんの地下鉄題材エッセイ。 地下鉄に乗り、東京の大体は古き良きものを見に行っておいしいものを食べる。 いい仕事だなぁ~。 中でも私が心奪われたのは、ホテルオークラのフレンチトースト。 2日前までに予約が必要なのは、パンを卵液に2...

図書館で借りました。 電車、中でも地下鉄大好きな酒井さんの地下鉄題材エッセイ。 地下鉄に乗り、東京の大体は古き良きものを見に行っておいしいものを食べる。 いい仕事だなぁ~。 中でも私が心奪われたのは、ホテルオークラのフレンチトースト。 2日前までに予約が必要なのは、パンを卵液に24時間も浸すからだそうな。 何度もひっくり返し、パンを押して液を出してはまた吸わせる・・・と。 なんて贅沢なフレンチトーストなんでしょう。 これ絶対1回食べてみたいな!と、心のノートにメモしときました。 東京のみならず、地方の大都市の地下鉄にも触れ、 そうそう!と思ったのがやっぱり福岡。 福岡空港→博多駅までは2駅で着くのはほんと便利。 広島空港なんか比べ物になりません。 アクセスは超良好だし、食べ物もおいしいし、人も人懐っこいしほんと福岡は最高。 図書館に返さないといけないけれど、東京や地方大都市のいいガイドブックになってるので この本、いつか買おうと思います。

Posted byブクログ