極楽長屋 の商品レビュー

岡田屋鉄蔵(著者)

2017/08/30

書店で平置きになっていた本書に目が留まった。長屋の狭い路地とドブ板下水の描き方が気に入った。そして、中身を読んでさらに気に入ってしまった。大工の親子が住む長屋に同心が現れ、父親をしょっぴいて行く。後に残された倅は、長屋連中から白い目で見られ酷い目にあうところを、大家のお陰で極楽長屋へ住まわせてもらうのだが……という展開が「鬼平犯科帳」に親しんだ自分には実にすんなり情景が入ってくる。○巻という表示がないのだが、もっと続きが読みたいと思った。

2017/04/03

岡田屋鉄蔵さんは、知ってたけど、なかなか手が伸びなかった作家さん。この本が初めて読む作品でしたが、すっごく面白かった！時代劇好きな人はツボだと思います。

それにしても、オノナツメさんや、よしながふみさん、それに岡田屋鉄蔵さんと、BL書いてた作家さん、時代劇マンガが上手い！BLと時代劇。なんだろうこの共通点…

【効能】続きが読みたくてワクワクします♪
【副作用】残念ながら、これ一冊で終わってるようなので、ものすごく残念になります。
でも、他の作品も読んでみたくなりました！

2017/01/06

話の筋は定番通り、だけどそれがまた心地よく、人情話を聞いている気分にさせてくれる。MUJINと比べると、物足りない。

2014/12/02

2014/11/27
【好き＋】表題通りの舞台で群像時代劇。　『盗人指南』『怪童子と熊』の２編が収録。　主役は話ごとに変わる(大工)(女形と同心)が、人かどうかも謎な一蝶姐さんと六助が影の主役。　非BLだけども素朴な人情と漢くささに萌える。　やっぱりこの作家さんて時代劇を描いたらすごいなぁ…。　装丁も凝っていてとても素敵。　これは続きあるよね？ね？ね？

2014/04/05

歌川国芳を描いた『ひらひら』の作者による、極楽長屋に住む人々のお話。岡田屋さんは江戸の風俗の描き方が秀逸ですね。金太郎姐さんがかっこえぇ～。

2013/10/06

岡田屋さんの時代物は絵もストーリーも隙がないわ～。完璧。表紙の隅っこをよーく見るとマックガーデンを「版元：萬畫之庭」って書いてある細かい芸（笑）。親の罪によって今の住まいを追い出され極楽長屋へ移る事になった義一は、まだ１８歳という事もあって大家の気遣い・親の情をイマイチ理解できない世間知らずの甘ちゃんだったけど、こんな面々が一緒では一皮向けざるを得まいて（笑）

2013/05/01

美しい装丁に惹かれて購入。絵も上手いし、話も巧い。ただ、この時点で「次も買いたい！」と思うには、もう一つ足りないかな。「版元 萬畫之庭」って表記は洒落てていい。

2013/09/22

極楽長屋とは名ばかりのどいつもこいつもまともじゃない長屋のお話。
でもやっぱりほっこりあったかい人情物♪

女形の金太郎さんがかわいくてかっこよくて惚れる…！

2013/02/26

夜揚羽の姐さん格好いいー！！
あいるびーばっくって最後あったし続編希望！！！
ひらひら とリンク？
江戸時代の大工さんのあの衣装いいわ～♥♥

第一話 盗人指南
真面目に父子で大工をやっていた。親父がしょっぴかれてから転落の人生を辿ろうとしたとき…！
第二話 怪童子と熊 ←タイトルwww
でっかい女形・金太郎太夫と気の良い定町廻り同心・熊谷
不審火が続くなか、熊谷はその関連性に気付く…

筋肉！人情！ほっこり*･゜ﾟ･｡..｡.:*･'*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*

2013/02/23

女形の金ちゃんと同心・熊谷さまがベストカップルすぎて。
「ひらひら」「千」からの購入です。
マンガはもちろん好きですが、細かい装丁も凝っていて素敵です。