山靴の画文ヤ辻まことのこと の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
大正時代のダダイズム、社会主義たちの交流。家族を顧みない親を持った子どもたちのこと 辻まことの親である辻潤とか、いろいろ読まないといけないのかな。今の時代はアナキズムかもな?
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ダダイスト辻潤と伊藤野枝に産まれた画家。もちろん、一筋縄ではいかない評伝。竹久夢二の息子との交流が、何だか胸を打つ。山を愛したひと。自分は、山には登れない。
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私は、辻まことの著作のファンであり、そういうバイアスのかかった感想にしかならない。 で、率直に言えば面白かった。辻まことの子供達や友人等への精力的なインタビューで、彼の多様な人間性が少しづつ解きほぐされていくのは興味深い。それが、良いことか否か、意義のあることか否かは別とし...
私は、辻まことの著作のファンであり、そういうバイアスのかかった感想にしかならない。 で、率直に言えば面白かった。辻まことの子供達や友人等への精力的なインタビューで、彼の多様な人間性が少しづつ解きほぐされていくのは興味深い。それが、良いことか否か、意義のあることか否かは別として、人間はそのような野次馬根性を捨てきれない。その結果、ますます辻まことのことが知りたくなってしまう、この本に書かれていないことも含めて、というのは褒められることでは無いかもしれないが、とりあえず告白しておく。
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辻まことさん に関しては おもしろい絵を描く人だなぁ おもしろい文を書く人だなぁ という ぐらいのことだった しかし この一冊が これからの 辻まことさんの 再読、再見を より豊かな おもしろい絵、おもしろい文 にしてくれたような気がする 楽しみが また ひとつ 増えました
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辻まことが好きで手に取った本だが、まことよりその父辻潤に焦点が合っているような気がする。有名な両親を持つと、比べられたりして本当に気の毒だ。そして、この本に登場した竹久不二彦氏の佇まいにとても心魅かれた。
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