50のドラマで知るドイツの歴史 の商品レビュー
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ドイツの歴史家、マンフレッド・マイの三部作『50のドラマで知る世界の歴史』、『50のドラマで知るヨーロッパの歴史』の三作目。 ゲルマン民族の登場から、シャルルマーニュの戴冠、神聖ローマ帝国、宗教戦争、フリードリヒ大王、ナポレオン戦争、ドイツ統一、二度の世界大戦と戦後ドイツの歩みまで、50話からなるドイツ通史。 ドイツの歴史を要領よく学べる一冊です。 ただし、訳には首をかしげる箇所も? シャルルマーニュの戴冠でできたのが神聖ローマ帝国? また戦後の西ドイツの諸政党は、CPU(キリスト教民主同盟)、SPD(社会民主党)、FDP(自由民主党)とアルファベットの羅列ばかりなので混乱します。 アフガン戦争やイラク戦争の箇所では、ドイツ史という本来の主旨を離れてアメリカ批判ばかりになっています。 ニン、トン♪
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ヒトラー独裁の悲劇や、東西分断を経験してきたドイツは、どのような道を歩んできたのか。ドイツ歴史作家ならではの観点で、ゲルマン民族の大移動から現代の東西再統一に至るドイツ史の光と影を鮮明に描き出します。
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