淫女と豪傑 の商品レビュー
短編集
女賊の哲学、人間以外の女、廬州風景、うつし絵、獣の徽章、女帝遺書、興安嶺の支配者、烈女、評論 淫女と豪傑 短編8つと評論1つ収録。 個人的には「女賊の哲学」と「獣の徽章」は星5つ。 編者あとがきの「女賊の哲学」の説明のなかで、「「十三妹」のはるかなる原型で、…」という文...
女賊の哲学、人間以外の女、廬州風景、うつし絵、獣の徽章、女帝遺書、興安嶺の支配者、烈女、評論 淫女と豪傑 短編8つと評論1つ収録。 個人的には「女賊の哲学」と「獣の徽章」は星5つ。 編者あとがきの「女賊の哲学」の説明のなかで、「「十三妹」のはるかなる原型で、…」という文章が有るが、個人的には、はるかに「女賊の哲学」の方が好み。
長束
武田泰淳という作家の名前は知っていたが、初めて読む。伝奇小説とも言うべき短編集である。とにかく面白い。中国の昔の話が多のいのかと思いきや、戦争中の話も多い。思ったほど豪傑や淫女は出てこなかったが、何となく怪しげなお話ばかりで、わくわくした。
Posted by
- 1