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淫女と豪傑 の商品レビュー

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短編集

女賊の哲学、人間以外の女、廬州風景、うつし絵、獣の徽章、女帝遺書、興安嶺の支配者、烈女、評論 淫女と豪傑 短編8つと評論1つ収録。 個人的には「女賊の哲学」と「獣の徽章」は星5つ。 編者あとがきの「女賊の哲学」の説明のなかで、「「十三妹」のはるかなる原型で、…」という文...

女賊の哲学、人間以外の女、廬州風景、うつし絵、獣の徽章、女帝遺書、興安嶺の支配者、烈女、評論 淫女と豪傑 短編8つと評論1つ収録。 個人的には「女賊の哲学」と「獣の徽章」は星5つ。 編者あとがきの「女賊の哲学」の説明のなかで、「「十三妹」のはるかなる原型で、…」という文章が有るが、個人的には、はるかに「女賊の哲学」の方が好み。

長束

2013/02/10

武田泰淳という作家の名前は知っていたが、初めて読む。伝奇小説とも言うべき短編集である。とにかく面白い。中国の昔の話が多のいのかと思いきや、戦争中の話も多い。思ったほど豪傑や淫女は出てこなかったが、何となく怪しげなお話ばかりで、わくわくした。

Posted byブクログ